住宅ローン検討前の3つの準備


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住宅ローンは毎日の買い物や大型家電製品購入と異なり、借入金額も桁外れに多く、また返済期間も超長期にわたる人生最大のローンです。
マイホーム購入の夢の実現のために多くの人が利用する住宅ローンですが、不動産会社や銀行に一方的に勧められることなく、自分自身が主体的に決めることが極めて重要です。
住宅ローンという多額のローンを長期間にわたって返済する義務があるのはあなたなのですから。

それでは住宅ローンを利用するにあたって、どのようなことを準備しておくのが良いのでしょうか。
順にご案内します。

住宅ローンの準備その1 1年間の貯蓄額を確認する

今現在、1年間でどれくらい貯蓄に回せるお金があるのか。
これをまず確認します。
手っ取り早いのは過去1年間にどれくらい貯蓄できたかを確認することです。

「去年は子供の入学費がかかったから」「去年はテレビを買い換えたから」など特殊な要因があったかもしれませんが、こういった特殊要因は住宅ローン利用後も発生するものです。
「テレビを買い替えしなかったら、もう少し貯金できた」とは考えずに、去年1年間に実際に貯蓄出来た金額を「素直に」確認しましょう。

住宅ローンの準備その2 住宅関係費用を確認する

現在賃貸住居を利用している場合には、年間の家賃合計が住宅関係費用になります。
また駐車場を借りている場合には、駐車場代も住宅関係費用になります。

その上で上記1で確認した1年間の貯蓄額を加算します。
つまり
住宅関係費用=1年間の貯蓄額+年間の家賃+年間の駐車場代
となります。

例えば
・昨年1年間の貯蓄額は100万円
・年間の家賃は156万円(13万円×12ヶ月)
・年間の駐車場代12万円(1万円×12ヶ月)
であった場合、
住宅関係費用=100万円+156万円+12万円=268万円
となります。

この住宅関係費用の合計が今後利用する住宅ローンの返済の原資となります。

住宅ローンの準備その3 住宅ローンの返済可能額を算出する

つぎは住宅ローンの返済に年間どのくらいのお金を当てられるかを算出します。
住宅ローンの利用にあたっては「どれくらい借りられるか」ではなく、「どれくらいであれば確実に返済出来るか」という視点で住宅ローン借入額を決めるべきです。
そのためには年間に住宅ローンの返済に回せるお金はどれくらいかを知ることはとても大切なことなのです。

住宅ローンの返済可能額の算出はさきほどの「その2」で算出した住宅関係費用の80%にて算出します。
上記の例では年間の住宅関係費用は268万円でしたから、その8割の約214万円が住宅ローンの返済に回せるお金ということになります。

残りの20%はずばり予備です。
住宅購入時には税金や家具の新調などいろいろ出費が予想されます。
そのための予備です。
また将来の収入の変化や思わぬ出費などに備える意味もあります。

この住宅ローン返済可能額を把握すれば、どれくらいの住宅ローンが借入可能なのか(=確実に返済出来る住宅ローン借入額はいくらか)、どれくらいの価格の物件が購入可能なのかがはっきりと見えてくるはずです。

住宅ローンの利用を考え始めたときは、ぜひ上記のその1~その3の準備をされることをおすすめします。

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