経常収支マイナスは融資審査で重要視しています

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数ある財務指標のなかで銀行が重要視している財務指標の1つに経常収支があります。
この経常収支は決算書からその決算期の資金繰りがプラスであったのか、マイナスであったのかを示す指標です。
資金繰りの実態は外部からはなかなかわかりづらいのですが、その中で経常収支は外部の人間であっても決算書から資金繰りの状態がつかめる便利な指標なのです。

銀行融資の審査においては決算が黒字か赤字かも重要なのですが、もっとも重要なのは融資先の資金繰りの状況です。
銀行融資は返済してもらわないと困りますから、資金繰りがマイナスであれば返済が難しくなります。
したがって銀行融資の審査においては特に資金繰りの状態について関心を持つのです。
しかし資金繰りの実態は外部の人間からでは把握することは難しい面があります。
それを補うのが経常収支という財務指標なのです。

1期だけ経常収支がマイナスであってもただちに問題視することはありませんが、毎期毎期経常収支がマイナスということは間違いなく資金不足の状態に陥っています。
また現金はその融資先の収益状況を率直に示します。
つまり儲かっていれば現金は増え、赤字であれば現金は減ります。
経常収支が毎期毎期マイナス、つまり現金が減っているにもかかわらず損益計算書は毎期毎期黒字というのは決算書の粉飾さえ疑わしくなってきます。



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