キャッシングの利用が住宅ローンの審査に与える影響

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キャッシングとは

クレジットカードで買い物をするときに、長期の分割払いにすることができます。
ショッピングローンなどと呼ばれています。
一方クレジットカードには買い物時の利用の他に、一定の金額まで利用できるキャッシング機能がついています。
10万円とか20万円の金額設定が多いようです。
ショッピングローンなどのクレジットカードの長期分割払いの場合は、その返済はその名のとおり分割払いですから、月々の支払額負担は比較的少額で済みます。
一方でキャッシングの場合は、通常期日一括払いですから20万円とか利用している場合は、例えば翌月の10日に20万円を一括にて支払う必要があります。
キャッシングの場合は支払額が大きいですから、一括返済が難しく、同じクレジットカードで再度キャッシングをする実質の借換をしたり、他社のクレジットカードのキャッシングに借換したりするケースが少なくないと思います。

キャッシングが住宅ローン審査に与える影響

ではショッピングローンやキャッシングは例えば住宅ローンや車のローンなどの新規のローンを申し込んだ場合、融資審査にどんな影響を与えるのでしょうか。
個人向けの住宅ローンや消費性ローンの場合、その審査は基本的に機械が行います。
申し込んだ人の借入金の総額や返済額が、その人の年収の一定の範囲内に収まっていけば、基本的に機械はOKを出します。
機械はOKを出しますが、銀行とか大手の金融会社の場合はさらに銀行員などによる人間の審査があります。
この点、ショッピングローンの場合は少ないですが、キャッシングの場合、複数の利用があったりほぼ毎月のように繰り返しキャッシングを利用している場合は、その申込人の資金状態に不安を持ったり(つまり今後の返済に支障が発生する可能性が高い)、申し込んだローンが、これらキャッシングの返済資金に流用されるのではないかなどの疑いを持たれる可能性が高くなります。
その結果、ローンの審査が通らないこともあります。

もし手元にある程度余裕があり、ショッピングローンかキャッシングを事前に返済できるのであれば、ショッピングローンのほうではなくキャッシングのほうを完済してから、住宅ローンや消費性のローンを申し込んだほうが安全です。

キャッシングは悪い印象があります

キャッシングというのは私たち融資・借入を審査する側から見ると悪い印象、それもとても悪い印象を抱いてしまうのが本音です。
簡単に借入することができ、その上高利です。
本当に一時的にそれこそやむを得ずキャッシングを利用するのが正しい使い方のはずですが、一度キャッシングを利用するとなかなか返済できないのが実態です。
実務の経験でもキャッシングを利用している人は、一時的に利用しているのではなく、ずっと前から繰り返し利用している人が圧倒的に多いです。
これはさきほどの述べましたがキャッシングの返済方式は基本的に一括返済のため負担が重く、結局期日に完済できず、また繰り返し利用してしまうというのが多いと思われます。

住宅ローンや教育ローンなど本当にお金が必要な時期にキャッシングの利用が大きな重石になります。
キャッシングを繰り返し利用している場合、私たち銀行員は厳しく審査します。
事実上住宅ローンや教育ローンが利用できないことにつながります。
キャッシングを利用していて早期の一括返済が難しい場合は、なるべく分割払いのものにシフトをしましょう。
カードローンでもいいと思います。
カードローンは一括返済ではなく毎月の分割払いですから、返済負担は軽減され、返済した分の空き枠を利用しなければ着実に借入残高を減らすことができ
ます。
また通常カードローンの方がキャッシングよりも低利率です。



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