金利に拘る社長さん

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長年主力先のS社があります。
商社一筋の会社で、創業者である現社長がもう50年以上経営しています。
当行は長年の主力先としてS社とは親しい関係をずっと維持し続けています。
会社取引のみならず、社長一族の個人取引についてもお世話になっており、こちらとしても多少の便宜的な取り扱いを許容している先です。

先日融資の提案に行き、3,000万円程度の融資を借入することで基本的には同意をしているものの、一点難航している点があります。
それは利率です。
当方は長年の主力先であることや、個人取引もほぼ集約していただいていることも勘案し、正直採算割れぎりぎりの水準を提示しましたが、社長からは「高い」と。
話を聞いてみると実は最近、ある他行から借入をしたとのことで、その利率は今回当行が提示した利率よりも0.2%低いものでした。
この0.2%の違いは実際に利息額で見てみると月に5,000円ほどの違いです。
社長も金額的には大したことはないことを重々承知はしているのですが、「主力行の方が高いというのは気分が悪い」とのこと。
今回の利率だけに着目するのではなく、総合的な取引に判断をいただくよう申し入れを行うも「気分が悪い」の一点張り。



当行としても今回の提示利率は採算ぎりぎりのラインであり、たとえ0.2%であっても引き下げることは採算を割ってしまう、つまり赤字になってしまうということです。
いくら長年の主力先で取引が厚いS社であっても、赤字取引を許容することは出来ません。
お客さんの目線で見れば、「銀行は儲かっているし、長年取引をしているのだから小さいことをつべこべ言わないでよ」ということかもしれませんが、赤字取引を認めることは銀行の理屈として受け入れることは出来ません。
後日、このS社に対しては前回提示した利率以下で検討することは出来ない旨回答を行い、S社からの反応を待っているところです。


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