勤続年数と住宅ローン審査の本当のところ


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最近は就職してもその就職先に定年まで勤務するのではなく、積極的に転職するスタイルが多くなっています。
一方で銀行の住宅ローンを利用しようとすると、勤続年数が気になります。
ちまたでは銀行の住宅ローンは勤続年数が1年以上とか3年以上でないとだめだとか言われています。

3メガバンクの住宅ローン商品説明書より

実際のところはどうなんでしょうか?
ここで三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の3大銀行の住宅ローンの申込人の資格に関する部分を調べてみました。

それぞれの銀行の住宅ローンの商品説明書にはつぎのように規定されています。

三菱東京UFJ銀行
●年齢が借入時に20歳以上70歳の誕生日まで、完済時に80歳の誕生日までで、保証会社(三菱UFJ住宅ローン保証(株))の保 証を受けられるお客さま。
●団体信用生命保険にご加入が認められるお客さま
●日本国籍のお客さま、または永住許可等を受けている外国人のお客
 さま。
http://www.bk.mufg.jp/kariru/jutaku/shouhin/jloan/pdf/jl_setsumei_02.pdf

みずほ銀行
●満20歳以上71歳未満で、最終ご返済時の年齢が満81歳未満の方
●当行が契約する生命保険会社の団体信用生命保険に加入が認められる方
●安定した収入のある方
●保証会社の保証を受けられる方
http://www.mizuhobank.co.jp/setsumeisho/pdf/housing.pdf

三井住友銀行
●お借入時満20歳以上満70歳の誕生日までの方で、完済時満80歳の誕生日までの方
●当行指定の団体信用生命保険に加入できる方
●当行指定の保証会社の保証を受けられる方
http://www.smbc.co.jp/setsumeisho/pdf/jutakuloan001.pdf

勤続年数に関わる住宅ローンの条件はどの銀行にも明記されていない

これを見ていただければお分かりのとおり、勤続年数による条件はどの銀行にも規定されていません。
つまり勤続年数が1年未満であっても住宅ローンの申込は可能ということです。

ではどうしてちまたでは勤続年数が1年以上、3年以上でないと住宅ローンは無理だと言われているのでしょうか?
これは収入の安定性の問題です。
住宅ローンの審査はいろいろな項目がありますが、住宅ローンは超長期の融資であることから、その返済原資となる収入の安定性は重要な審査項目の1つです。

勤続年数は収入の安定性と関係あり

転職をした場合、一概には言えないのですが客観的に見た場合、勤続年数20年の人と比べれば、収入の安定性はやはり劣ると見られてしまいます。
ましてや転職を短期間で繰り返していれば、収入の安定性はますます低下していると見られてしまいます。

収入の安定性をどう見るかは銀行によって異なりますし、もっと言えば銀行の担当者によっても見方が異なってきます。
さきほども申し上げましたが各銀行とも勤続年数を住宅ローンの申込要件には入れていません。

ですから勤続年数が仮に1年未満であっても住宅ローンの申込は出来るのです。
あとは収入の安定性をいかに申込した銀行および銀行担当者に説明し理解を得るかです。
このあたりは転職をした理由や、今後のご本人の勤務に関する考え方を熱意を持って説明してください。

ご自身がやりたいことがあり転職し、今後はその転職先でずっと働き続けるつもりであるとか、両親や子どもの事情で転居せざるを得ず、やむを得ず転職し今後はその転職先でがんばるとか、いろいろ事情は異なると思います。
その事情や今後の考え方を銀行および銀行担当者に説明しましょう。

銀行および銀行担当者の理解が得られれば、住宅ローンの審査は前へ進んで行きます。

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