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銀行融資の基本 融資審査マンの見方 銀行の本音

銀行から運転資金の使い道がわかる資料を求められた

銀行に運転資金の融資を申し込んだ場合、運転資金を何に使うのか、使い道が分かる資料を提出するように依頼されることがあります。
なぜ銀行が運転資金の使い道がわかる資料の提出を求めてきたのか、その背景を説明するとともにどのような資料を提出すれば良いのかを説明します。

運転資金の使い道に関する質問

銀行に運転資金の融資申し込みを行いました。
後日、銀行から運転資金の使い道がわかる資料を提出するようにと連絡を受けました。
商品の仕入れのために運転資金の融資を申し込んだのですが、どういった書類を銀行に出せば良いのでしょうか?

運転資金の使い道がわかる資料の提出を求める銀行の考え方

まず言えることは銀行は今回の運転資金の融資を前向きには考えていないということです。
銀行がどんどん積極的に融資したいと考えているのであれば、運転資金の使い道がわかる資料の提出などは求めません。
運転資金の使い道がわかる資料を提出してくれと銀行から連絡があるということは、今回の融資には積極的ではないという背景がまずあります。
また商品の仕入資金ということで運転資金の融資を申し込んでいるものの、銀行が本当に商品の仕入資金に使うのか、本当にそうなのかどうか疑っているとも考えられます。
本当は商品の仕入資金に利用するのではなく、他の使途に運転資金の融資を流用するのではないかと銀行が考えている可能性もあります。

銀行が運転資金の使い道がわかる資料を提出する背景には今回の融資には少なくとも銀行が積極的ではないということ

まずは資金繰り表

いずれにしても運転資金の使い道がわかる資料を提出するように銀行が依頼をする背景には、資金繰りが大丈夫なのかどうかということと、なぜ運転資金が必要なのかを確認したいという思いがあります。
たしかに商品の仕入資金は運転資金ですが、融資を受ける必要があるのは商品を仕入れするからではなく、他の資金繰りの要因も考えられます。
手元に資金があれば商品の仕入資金をその手元資金を充当すれば良いわけですが、それを融資を受けなければならないというのは全体の資金繰りに何か問題があるようにも感じられます。
したがって銀行から運転資金の使い道がわかる資料を提出をするように言われた場合には、まずは資金繰り表を提出してください。

運転資金の使い道がわかる資料を提出として最優先は資金繰り表

提出する資金繰り表の内容

銀行に提出する資金繰り表の内容としては過去3ヶ月程度の資金繰りの実績と少なくとも今後6ヶ月程度の資金繰りの予定表です。
このような資金繰り表を銀行に提出すれば銀行はなぜ融資が必要なのかを含めて今回の融資申し込みの背景を理解することができます。

発注書や請求書

資金繰り表を提出してさらに銀行が商品の仕入資金だとわかる資料の提出を求めてきた場合には、仕入に関わる発注書や仕入先からの請求書を提出すれば良いでしょう。

運転資金の使い道に関するまとめ

以上、銀行から運転資金の使い道がわかる資料を提出を求められた場合についてまとめますと次のようになります

まとめ

・銀行が運転資金の使い道がわかる資料を提出を求める背景には銀行が今回の融資には少なくとも積極的ではないということ
・運転資金の使い道がわかる資料として代表的なものは資金繰り表
・個別具体的に運転資金の使い道がわかる資料の提出を求められた場合には発注書や請求書、契約書を提出すれば良い

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