資産内容の概要把握


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銀行員は決算書の貸借対照表の資産の部を注意して見ます。
貸借対照表の資産の部は文字通りのその会社の資産内容が記載されているのですが、これは見方を変えると資産はお金の使い先でもあります。
つまり銀行員は貸借対照表の資産の部を見て、その会社がどのようなお金の使い方をしているのかをざっと把握するのです。

もっとも資産の部にはいろいろな内容があります。
現預金から始まり商売によって生じる売掛金や受取手形、在庫などさまざまです。
現預金や売掛金など事業によって生じる資産については原則として銀行員は問題視しません。
銀行員が注意をするのは事業とは直接関係のない資産、例えば貸付金とか投融資です。
事業とは直接関係のない資産を銀行員は雑資産などと呼んでいますが、雑資産は資産という名前がついているものの、現実には資産性が乏しいものが多く、現金として回収することが不可能なものも多々あります。
こういった雑資産が多額にある場合には、その会社は事業とは関係のないところに多額の資金を投じているものとして銀行員は非常に警戒します。
当然ながら融資に対しては相当慎重な姿勢で臨むことになります。

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