財務内容によって無担保融資の可否が決まる

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銀行の融資の少なくとも半分以上は実は無担保扱いの融資です。
不動産などの担保を取った上での融資は半分以下です。
では誰でも無担保融資が受けられるかどうかというとそこは甘くはありません。
銀行が無担保扱いで融資を行うかどうかの一番の判断根拠は「担保がなくてもきちんと返済出来る」かどうかの見定めです。
その見定めの入り口は財務格付です。

財務格付とは

財務格付とは金融機関が融資先より徴求する決算書をもとに信用力を試算したものです。
この財務格付はいくつかのクラスに分けられており、この財務格付によって無担保融資を許容するか、許容する場合にはいくらまでとするかの目線が算出されます。
財務格付は試算が融資判断において絶対的とまでは言えませんが、判断に大きな影響を与えることは確かです。

財務格付によって融資の決裁権限が変わる

財務格付が示す無担保融資の許容額以下であれば支店長決裁で、許容額を超える場合には本店審査部決裁になるのが一般的です。
実際問題において財務格付の無担保目線を超えて本店審査部に融資稟議を行なっても、よほどのことがないと審査が可決とはなりません。
したがって財務格付によって無担保融資が受けられるのか、受けられるとしてどこまで可能なのかがほとんど決まります。

財務格付を上げるには

したがって財務格付が上がる、つまり評価が良くなれば無担保でかつより条件の良い(例えば金利が低い)融資が受けられることになります。
ではどのようにしたら財務格付は上がるのか…。
実は財務格付はさまざまな財務指標を中心にして総合的に決定されています。
ですから残念ですが「ここをこうすれば財務格付が良くなる」ということを説明することは出来ません。
しかしいつくかの代表的な指標を挙げるとすると、
1.売上が増えている
2.自己資本が多い
3.利益水準が良い
4.現預金が多い
5.借入金が少ない
といったところです。

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