銀行は試算表の作成状況を見ています
決算書は過去の数字
ある自動車関連部品の卸売業の中小企業から融資の相談を受けた。
この会社は3月決算先であり、前期の決算から相当時間が経過しているので、私は現時点での試算表の提出を求めた。
しかしこの社長はこれに難色。
「顧問の税理士が出してきる期の半ばでの数字はあまり信用できない。
その数字でもって判断されたら困る。またそもそもなぜ試算表を出さないと融資を検討できないのか。
お宅とは長い取引だし、毎年きちんと決算書を出しているじゃないか」。
決算書というのはあくまで過去の数字です。
前期決算からそれほど時間が経過してなければ、現時点での試算表を求めずに、融資を審査することも可能。
ただし今回の場合は前期決算からおよそ1年が経とうとしている。
融資する立場からは前期決算の数字もさることながら、足元の数字がどうなっているかを確認するのは、当然だと考えます。
実際前期決算をもとに融資をしたところ、新しい決算書は大幅な赤字であったという苦い思いが過去何回もあります。
試算表がないと足元の状況がわからない
今日の社長はひたすら試算表の開示を拒んでいます。
大幅な赤字なので出せないのか、それともそもそも年に1回、決算の時にしか、数字を確認しないのか。
足元の数字が分かっていない経営者の会社に安心して融資が出来ますか?
試算表の提示、もしくは概略でいいので今期の状況を示す資料を試算表の代わりに開示いただけなければ、融資には応じない方針です。
おすすめカードローンベスト3
1位 三菱東京UFJ銀行カードローン
銀行カードローン 限度額500万円 利率4.6~14.6%
2位 モビット
三菱東京UFJ銀行系 限度額500万円 利率4.8~18.0%
3位 クレディセゾン MONEY GOLD CARD
年収600万円以上の方。200万円コース8.47%。300万円コース6.47%
関連記事
- 銀行員は、試算表のどういうところを見ているのですか?
- 銀行は試算表をどのように利用しているのですか?
- 銀行融資に試算表は必須です
- 銀行融資の受け方のコツ5 試算表の重要性
- 試算表をすぐ提出出来ますか?
- 数字の不一致は銀行融資謝絶の原因になります
- 会社創業後、決算前に銀行融資を受けることは出来ますか?
- 銀行融資審査の基本は決算書の実績です
- 銀行融資の受け方のコツ4 前年同期比を意識する
- 財務分析・資金繰り入門34 資金移動表の作り方(1)営業収入
- 銀行融資の受け方のコツ7 入出金取引を見せる
- 事務所やトイレが清潔ではないのは業績悪化のシグナル
- 銀行員の決算書分析 借入平均利率
- 融資の際、損益計算書と貸借対照表のどちらを重視しますか?
- 資金繰りは楽だったのに利益が出ないのはなぜですか?
- 銀行融資審査と減価償却費
- 減価償却をしないで黒字を確保しました
- ビジネスローンを決算書に載せたくない
- 財務分析・資金繰り入門36 資金移動表の作り方(3)まとめ
- 財務分析・資金繰り入門25 売上高伸び率