決算書の見方入門3 貸借対照表の概要

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「決算書」というのは実は複数の帳票の総称です。
ただ「決算書」の中心をなすのは貸借対照表と損益計算書と呼ばれるもの2つだけです。
この2つの帳票を理解すれば、「決算書の見方がわかった」と言えます。
それではまず貸借対照表についてその概要を説明します。

貸借対照表が示すもの

貸借対照表の構造は次のようになっています。 

図1

資産

負債

純資産

 

貸借対照表というのは「企業の一定時点における財政状態を示すもの」です。
わかりやすく説明すると、
1.企業の事業活動に必要な資金や資産は、どこからどれくらい調達されたのか
2.調達した資金は何にどれくらい運用したのか
を示しています。

企業の事業活動に必要な資金や資産は図1の左側の資産の項目に記載されています。
そしてどこからどれくらい調達したのかは図1の右側の負債や純資産の項目に記載されています。

個人の場合で考えてみると

このことをより理解するために、私たち個人の場合で説明します。
例えば5,000万円のマイホームを頭金1,000万円と住宅ローン4,000万円で購入したとします。
この場合の貸借対照表は次のようになります。 

図2

マイホーム 5,000万円

住宅ローン 4,000万円

頭金 1,000万円

 

つまり、
1.5,000万円のマイホームは住宅ローン4,000万円と頭金1,000万円で調達したこと
2.住宅ローン4,000万円と頭金1,000万円は5,000万円のマイホームとして運用したこと
を表しています。

なお頭金は企業の場合の純資産に読み替えてください。

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