銀行融資審査マニュアル10 売上分析

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銀行融資の審査においては次のような点で売上を分析しています。

売上高の推移

まず売上高の過去から現在までの推移・傾向です。
売上が増加傾向にあるのか、それとも低下傾向にあるのかを把握します。
1年の売上、つまり年商を数年間の傾向で見るとともに、月別の売上高の推移も把握します。
月別の売上高では前年同月の売上とも比較して動向を分析します。
月別の売上を把握することで売上の季節性も把握することが出来ます。

売上の推移を見ることで融資先の企業の方向性を把握するわけです。

年毎の売上は決算書にて確認することが出来ますが、月々の売上は決算書には掲載されていないこともあり、融資先にヒアリングすることになります。
したがって銀行から質問を受けた場合には、すぐに答えられるようにあらかじめ準備をしておくことも大切です。
銀行から質問が来てから毎月の売上を確認するようでは、経営管理面が疑われてしまいます。

売上計上基準

売上の計上基準には検収基準、出荷基準、工事完成基準、工事進行基準、回収基準、販売基準などがあります。
売上計上基準は基本的に変更することはないはずですが、業績が悪化してくると計上基準を変更する企業があります。



例えば売上計上基準を検収基準から出荷基準に変更すれば、売上がより早く計上出来ることになります。
業績が悪化している中で売上計上基準を変更することは、銀行から売上操作と捉えられてしまう危険があります。

部門別売上

部門別、商品別、販売先別、店舗別などの売上推移も銀行が気にする点です。
例えば売上が低下傾向にあれば、部門別の売上を把握することでどの部門が足を引っ張っているのかがわかります。
部門別売上も出来れば銀行から要請がある前に提出したい資料の1つです。
提出を拒むことは銀行から「隠し事をしている」とか「そもそも把握していないのか」など見られてしまいマイナスです。

売上が低下している場合

売上が低下している場合、銀行は長期的なものなのか、それとも突発的・一過性のものなのかを知ろうとします。
不採算部門からの撤退は一時的に売上を低下させます。
しかしこのこと自体は企業の長期性の観点からは有益なことのはずです。
銀行には積極的に一過性の要因を説明することをおすすめします。


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