多店舗展開が原因の資金繰り破綻

ホーム倒産事例に学ぶ資金繰り>多店舗展開が原因の資金繰り破綻

7月30日に宮城県仙台市の食品スーパー「モリヤ」が民事再生手続きを裁判所に申請しました。
報道によると破綻の原因は消費低迷による売上減少と多店舗展開による投資負担が資金繰りを悪化させたとのことです。

多店舗展開の怖さ

多店舗展開は売上を伸ばす手っ取り早い方法です。
一方で店舗を出店するには資金が必要です。
基本的に店舗に投入した資金はすぐには回収することが出来ません。
その店舗が生み出した利益によって少しずつ回収することになりますから、長期間を要するのが普通です。
これだけでも資金が固定化していまい、資金繰りを悪化させる原因となります。

出店資金を自己資金にてすべて賄うことが出来ればよいのですが、多くの企業はその資金を銀行融資によって調達しています。
銀行融資は返済しなければなりませんから、出店したお店の状況が計画を下回っていれば、銀行融資の返済のために新たな銀行融資の調達が必要となり、ますます資金繰りを悪化させてしまうのです。





店舗別の損益管理が大切です

管理人の担当先にも申し上げているのですが、複数の店舗を運営している場合には、必ず店舗別の損益状況を少なくとも月次ベースで管理すべきです。
好調なお店もあれば、赤字が続いているお店もあるはずです。
会社全体の数字だけを把握していれば、ややもすると赤字店舗の存在すらわからなくなってしまいます。

赤字店舗が把握できれば、そのお店の環境に適した対策を打ち出すことも出来ますし、場合によっては撤退による赤字たれ流しを防止することも出来ます。

銀行融資の審査の場面でも店舗別の損益状況は必ず調査の的になります。
しっかりとした経営のためにも店舗別の損益状況は必ず把握しておくことが将来の資金繰り破綻を防ぐ地道で確実な方法です。





◆事業資金のご案内

ビジネクスト
原則無担保・保証人なしで最大1,000万円

オーナーズ セレクト カード
経営者・自営業者向けのカードローン


◆銀行員が選んだカードローン

イオン銀行
イオン銀行のカードローン 限度額最大800万円 利率3.8%~13.8%

モビット
限度額500万円 利率4.8~18.0%