財務分析・資金繰り入門9 自己資本比率

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自己資本比率とは

自己資本とは資本金と会社設立以来の利益の合計額と考えれば良いと思います。
そしてその自己資本が総資産に占める割合を自己資本比率と呼んでいます。
自己資本比率=(自己資本/総資産)×100%

自己資本は資本金と利益の蓄積ですから多ければ多いほど良いということになり、自己資本比率も高ければ高いほど良いということになります。
自己資本を家計に例えれば、貯蓄ということになります。

銀行融資は利息を支払った上で返済しなければなりませんが、自己資本は利息を払ったり返済したりする必要はありません。
したがって自己資本が高いということはそれだけ経営が安定していると言えます。

自己資本比率の分析ポイント



自己資本がマイナスであることを債務超過と言います。
債務超過は過去から現在までの赤字の累計が資本金を超えている状態です。
赤字体質というレッテルを貼られてしまうのです。
当然ながら資金繰りも苦しいことを意味しています。
また債務超過の状態では銀行融資が受けられる可能性も非常に低いものになります。

現在債務超過の企業はどのようにして債務超過を解消するのかが喫緊の課題だと言えます。
それと銀行融資の審査の立場から申し上げますと、自己資本比率は二ケタのプラスが好ましいと言えます。
それは資産の中には時価に換算すると貸借対照表に計上している金額よりも目減りしているものがあるからです。

例えば有価証券。
仮に1万円で購入した有価証券は貸借対照表上でも1万円の資産として計上されています。
しかし有価証券の価格は日々変動するものです。
時価が5,000円に下がった場合、貸借対照表上の有価証券の金額はあくまでも購入価格の1万円ですが、実際に処分出来る金額は5,000円と半分になってしまいます。
この目減り分を赤字と考えて自己資本からマイナスすると、表面上はプラスの自己資本であっても実態はマイナスということになります。
このように時価の変動分を考慮しても自己資本がプラスを維持するためには、やはり自己資本比率は二ケタ程度ないと安心は出来ません。

銀行融資の審査においても表面的な自己資本比率よりも実態の、つまり時価ベースの自己資本比率がプラスなのかマイナスなのかを重視しています。


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