財務分析・資金繰り入門11 デットキャパシティレシオ


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デットキャパシティレシオとは

デットキャパシティレシオ=(有利子負債/キャパシティ資産)×100(%)
※キャパシティ資産=現預金+有価証券+投資有価証券+有形固定資産

デットキャパシティレシオとは銀行融資などの資金調達余力を示す指標です。
上記のキャパシティ資産は銀行融資の担保とすることが出来る資産です。
したがってデットキャパシティレシオが100%未満であれば、まだ銀行融資の担保となるべき資産が余っていることになりますから、これらを担保に銀行融資が受けられる可能性があります。

逆にデットキャパシティレシオが100%以上だと担保となるべき資産以上の借入金が既にありますから、もう担保を銀行に出して融資が受けられる可能性が低い、つまり資金調達余力が低いがみなされます。

時価ベースのデットキャパシティレシオ

なおキャパシティ資産のうち、有価証券や有形固定資産の1つである土地は価格の変動を伴います。
したがって貸借対照表上の簿価で算出したデットキャパシティレシオが100%未満であっても、キャパシティ資産を時価で引きなおした場合、時価が下落しているときにはデットキャパシティレシオが100%以上となることもありえます。

銀行融資でも重要な審査判断指標

銀行融資の審査の面でもデットキャパシティレシオは
重要視している財務指標の1つです。
企業はどれだけ赤字決算となっても、資金繰りが破綻しない限り倒産することはありません。
その点で資金調達余力が乏しい、つまりデットキャパシティレシオが100%以上の場合は銀行融資を受けて資金繰りを維持することが出来る可能性が低いと見ることが出来るのです。

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