財務分析・資金繰り入門13 売上債権回転期間

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売上債権回転期間とは

売上債権回転期間=(売上債権/平均月商)(ケ月)
※売上債権=受取手形+裏書譲渡手形+割引手形+売掛金+完成工事未収入金

売上債権回転期間は売上金が最終的に現金として回収出来るまでの日数を示す指標です。
資金繰りを考えると当然、売上債権回転期間は短いほど資金繰りは楽になります。

売上債権回転期間が長期化している場合

売上債権回転期間が長期化しているということは売上金を最終的に現金として回収するまでの日数が長くなっているということです。
なかなか現金として回収出来ないわけですから、資金繰りは悪化します。

売上債権回転期間が長期化している場合には、
・販売先への請求もれはないか
・回収が遅れている販売先はないか
・回収不能の売上債権が発生していないか
・無理な販売方針のため、回収条件が以前よりも悪化していないか
を主に確認することは必要です。

銀行融資の審査では上記確認事項のほかに、
・架空売上を計上していないか
・期末に押込み販売をして期初に大量の返品がされていないか
などもあわせて確認しています。

とにかく売上債権回転期間が長期化すればするほど資金繰りは悪化します。
早期原因究明と早期対策が大切です。

売上債権回転期間が短期化している場合

売上債権回転期間が短期化しているということは、売上金を現金として回収するまでの日数が短くなっていることですから、基本的には良いことです。
資金繰りも楽になるはずです。

ただし値引きなどをして以前よりも収益性が落ちていないかは確認する必要があります。

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