財務分析・資金繰り入門14 棚卸資産回転期間


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棚卸資産回転期間とは

棚卸資産回転期間=(棚卸資産/平均月商)(ケ月)

棚卸資産回転期間は平均月商の何か月分の棚卸資産があるのかを示す指標です。

棚卸資産回転期間の分析ポイント

棚卸資産は売れてはじめて現金化する資産です。
倉庫に眠っていても現金に変化することはありません。
したがって棚卸資産回転期間は短いほど良いと言えます。

しかし商機を逸しないためにもある程度の棚卸資産の保有は必要です。
業種によって多少異なりますが、棚卸資産回転期間は1ヶ月以内に押さえるべきです。
適正水準以上の棚卸資産は保有することは資金繰りを圧迫することになります。
棚卸資産の仕入に資金を使用しているわけですが、これがいつまでも販売されないとなかなか現金を回収することが出来ないからです。

棚卸資産回転期間が長期化している場合には次のことを確認してください。
・不良在庫が滞留していないか
・在庫管理に不手際はないか

銀行融資の審査では上記のほかに、
・棚卸資産の評価方法を意図的に変更して利益を水増ししていないか
・架空在庫を計上して利益を水増ししていないか
などもチェックしています。

とにかく棚卸資産は事業の上で必要なものですが、資金繰りを悪化させる原因でもあることをしっかりと日頃から認識しておくことが大切です。

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