財務分析・資金繰り入門15 仕入債務回転期間


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仕入債務回転期間とは

仕入債務回転期間=(仕入債務/平均月商)(ケ月)
※仕入債務=支払手形+裏書譲渡手形+買掛金+工事未払金

仕入債務回転期間は仕入を実施してから現金支払いまでの期間を示しています。
例えば仕入債務回転期間が1ヶ月の場合、仕入後1ヵ月後に現金にて支払いをしていることになります。

仕入債務回転期間が長期化している場合

仕入債務回転期間が長期化している場合、現金支払までの期間が長くなっているということですから、資金繰りは改善します。
しかし一方で銀行などの外部の側からは「資金繰りが苦しいので支払いを延ばしている」と見ることも出来ます。

支払条件の長期化を仕入先に無理やり押し付けている場合には、今後仕入先からスムーズな仕入が出来なくなる可能性もあります。

仕入債務回転期間が短期化している場合

仕入債務回転期間が短期化しているということは、現金支払までの期間が短くなっているということですから、資金繰りは悪化します。
この場合には、自社の信用力が低下していると見られて仕入先から取引条件の短縮化を求められている可能性があります。
他の仕入先にも同じような取引条件を求められた場合、資金繰りがつかず破綻してしまう可能性もあります。

銀行融資の審査では仕入債務回転期間の短期化は懸念材料として注視しています。
もし他の理由、たとえば値引きを目的に支払いを早くしたなどの理由があれば、その事実をきちんと銀行融資の審査担当に伝えることが大切です。

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