資金の固定化が資金繰りを圧迫する

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2006年4月に東証1部の(株)ジェネラスコーポレーションが東京地裁に民事再生手続開始を申し立てました。
原因の1つに不動産への投資資金が固定化し、資金繰りを圧迫させたことがあげられます。

資金は回転させなければならない

資金というのは回転することで事業経営の血液となり、事業の成長の基になります。
逆を言えば資金が回転しない、つまり資金が固定化してしまうと事業経営も停止してしまいます。
ある資産に資金を投資しそれが固定化してしまっても、事業の継続のためには資金を回転させなければなりません。
そのためには銀行融資などにより新たな資金を投入する必要が出てきます。
銀行融資は返済しなければなりませんから、新たな資金繰り負担が発生することになります。
したがって資金の固定化は極力避けなければならないのです。

資金繰りを悪化させる主な資産

資金が固定化し資金繰りが悪化するのは上記のような不動産投資のほかに、

・売掛金の焦げ付きや回収遅延
・有価証券への投資
・入居保証金や敷金
・貸付金
・不良在庫
・ゴルフ会員権
・リゾート会員権
・過度の役員保険
・遊休不動産
・過剰設備

などいろいろあります。

もちろん上記投資のうち事業に必要不可欠なもの(例えば入居保証金)もあります。
しかし必要不可欠名ものを除いては、処分することも資金繰りを改善させる上で大切なことです。
資金繰りが止まればどれだけ多くの受注を持っていても、即、倒産です。
資金繰りを悪化させる資金の固定化には日頃からの注意を必要です。



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