財務分析・資金繰り入門26 資金運用表とは

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資金運用表とは

資金運用表は一定期間の間に資金がどのように使われたのか(資金の運用)、またその資金が何によって賄われたのか(資金の調達)を示すものです。
一定期間の資金の流れを示すもので、何に資金を使ったのか、どうやってその資金を調達したのかを確認出来る表です。

資金運用表は当期と前期の貸借対照表の各勘定科目の増減を土台に作成し、これに実際に資金の動きがない取引(例えば固定資産減価償却費や引当金)を加減し、また貸借対照表には出来こない項目(例えば役員賞与などの決算支出)を加減することで作成されます。

資金運用表のエッセンスは何にお金を使ったのか、お金は足りたのかどうか、どうやって資金不足を賄ったのかを一目瞭然に把握出来ることにあります。

簡単な資金運用表の例

資金運用表をより身近に、簡単に理解するために私たち家計を例にとってみます。

(単位:百万円)

運用

調達

貯金

▲7

住宅ローン

50

マイホーム

60

収入-支出

合計

53

合計

53

ある家計の今年と去年の資産・負債の増減を整理し上記のような資金運用表が出来ました。
このことからわかることや想像できることは、
・マイホームを60百万円で購入した
・マイホームを購入するために住宅ローン50百万円を借入し、貯金を10百万円取り崩した
・家計の節約をし3百万円を貯金することができ、マイホーム購入のために取り崩した10百万円の貯金マイナスを7百万円まで戻した。

資金運用表の構造

資金運用表の代表的な構造は次のとおりです。
 

  運用 調達

 

 

受取手形   支払手形  
売掛金   裏書譲渡手形  
棚卸資産   買掛金  
その他流動資産   その他流動負債  
合計   合計  
短期面資金過不足      

 

 

 

決算支出   税前利益  
設備投資   固定資産減価償却費  
投融資   引当金等  
    資産処分損益・評価損益  
合計   合計  
長期面資金過不足      

 

 

 

 

短期面資金不足   短期面資金余剰  
割引手形の減少   割引手形の増加  
短期借入返済   短期借入  
総合短期面資金過不足      
長期面資金不足   長期面資金余剰  
長期借入返済   長期借入  
社債償還   社債発行  
    増資  
総合長期面資金過不足      
現預金増加   現預金取崩  

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