財務分析・資金繰り入門33 資金移動表とは

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資金移動表で資金収支の実態が把握できる

黒字倒産という言葉を耳にされたことがあると思います。
損益計算書で黒字であっても、資金収支がマイナスで資金繰りがつかない場合、その時点で企業は倒産してしまいます。
なぜ利益は黒字なのに資金繰りが破綻し倒産してしまうのでしょうか。

例えば、商品を販売し売上を確保し利益を確保したとしても、現金商売でない限りその時点では手元に現金収入はありません。
多くの企業では売上は掛売りの形態で行われています。
つまり売上はすぐに現金につながるのではなく、売掛金や受取手形などの売上債権としてプールされ、売上債権の回収期日に初めて現金収入が発生します。

一方で仕入代金の支払いや従業員への給与支払い、事務所の家賃支払いなどは現金収入が手元に発生するまで待ってくれません。
これが原因で損益計算書では黒字なのに資金繰りが回らず倒産してしまうのです。

したがって経営においては常に資金繰りに注意を払わなければなりません。
資金繰りが一時的にでも間に合わなければ、その時点で即倒産なのです。

資金移動表は資金収支の実態を確認するのに適した資料です。
資金移動表をマスターすることにより、資金収支の実態を把握し、資金繰り破綻を防ぐための予防策を検討することが出来るのです。
そして事業の継続が可能となるのです。
以下に資金移動表の雛形を掲載します。
 

営業収入(A)  
  売上高  
売上債権増減  
営業収入(B)  
  売上原価  
  棚卸資産増減  
  仕入債務増減  
  販売費及び一般管理費  
  固定資産減価償却費  
  引当金増減  
営業収支(C=A-B)  
営業外収入(D)  
  受取利息配当金  
営業外支出(E)  
  支払利息割引料  
営業外収支(F=D-E)  
経常収支(G=C+F)  

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