財務分析・資金繰り入門34 資金移動表の作り方(1)営業収入

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資金移動表の営業収入欄

営業収入(A)  
  売上高  
売上債権増減  
前受金増減  
前受収益増減  
未収収益増減  

営業収入とは事業活動の結果、得られた現金収入のことです。
経営のスタートかつ根幹となる現金収入を把握する部分です。

売上高

この欄には当期の損益計算書の売上高の数字をそのまま転記します。

 

売上債権増減

売上債権が前期対比増加した場合には、その増加分をマイナスします。
逆に売上債権が前期対比減少した場合には、その減少分をプラスします。
少しわかりづらいかもしれませんのでなぜマイナスやプラスをするのかを補足します。

前期と当期の売上がともに10億円であったとします。
そして売上債権は前期が1億円、今期が2億円と1億円増加したとします。
売上債権とは売上のうちまだ現金回収となっていない残高のことです。
売上債権が前期対比増加したということは、今期の売上のうち増加額部分はまだ現金回収されていないということです。
したがって売上債権が増加した場合には、その増加額を売上からマイナスするのです。

数式で示すと
今期売上10億円+前期末売上債権1億円-今期末売上債権2億円
=今期売上10億円-(今期末売上債権2億円-前期末売上債権1億円)
=今期売上-売上債権増加額

逆に売上債権が減少した場合には、今期末時点ではまだ現金回収となっていない売上債権以上に現金回収となった前期末時点の売上債権が多かったということですから、現金回収が増えた分、つまり売上債権減少額をプラスするわけです。

上の例で前期の売上債権残高が2億円、今期の売上債権残高が1億円とすると、
今期売上10億円+前期末売上債権2億円-今期末売上債権1億円
=今期売上10億円+(前期末売上債権2億円-今期末売上債権1億円)
=今期売上+売上債権減少額

 

前受金・前受収益

前受金と前受収益は翌期以降の収入を今期に前もって受け取った現金収入のことです。
したがってそれぞれの増加額をプラスします。
逆に減少した場合には減少分だけ現金支出に回ったということですからマイナスします。

 

未収収益

未収収益は本来は今期に現金収入となるはずのものが、まだ現金回収されていない状態です。
したがって増加した場合にはマイナスします。
逆に減少した場合にはプラスします。

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