財務分析・資金繰り入門35 資金移動表の作り方(2)営業支出

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資金移動表の営業支出欄

営業支出(B)  
  売上原価  
  棚卸資産増減  
  仕入債務増減  
  販売費及び一般管理費  
  固定資産減価償却費  
  引当金増減  
前渡金増減  
前払費用増減  
未払費用増減  

・売上原価
損益計算書の売上原価の数値をそのまま記入します。

・棚卸資産増減
棚卸資産が増加した場合、その増加分は現金支出の増加を意味しますからプラスします。
逆に棚卸資産が減少した場合には、その減少分はすでに売上原価に組み入れられていますからマイナスします。

・仕入債務増減
仕入債務はすでに売上原価に組み込まれていますが、仕入債務の増加分はまだ現金支出がなされていないためマイナスします。
逆に仕入債務が減少した場合には、売上原価に組み込まれている以上に減少分相当の現金支出がなされていますからプラスします。

・販売費及び一般管理費
損益計算書の数値をそのまま記入します。

・固定資産減価償却費
固定資産減価償却費はすでに売上原価あるいは販売費及び一般管理費に組み込まれていますが、減価償却費は損益上の費用であっても実際に現金支出は発生していません。
したがって固定資産減価償却費はマイナスすることになります。

・引当金増減
固定資産減価償却費同様、損益上の費用であっても実際に現金支出は発生していませんからマイナスします。

・前渡金、前払費用
前渡金と前払費用は翌期以降の費用を今期に支払った現金支出ですから、増加分をプラスします。
逆に減少した場合には既に売上原価や販売費及び一般管理費に計上されている費用よりも現金支出は少なかった訳ですからマイナスします。

・未払費用
未払費用は今期の費用がまだ現金支出されていないものですから、増加分はマイナスすることになります。
逆に減少した場合にはすでに費用計上されている以上に現金支出がなされたということですからプラスします。

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