売上が減っているのに資金繰りが楽なのはなぜ?

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一時的に資金繰りは楽になる

売上が減っているということは収入が減っているということですから、資金繰りが苦しくなるのが自然です。
しかし売上減少時には一時的にせよ逆に資金繰りが楽になる場合があります。
その仕組みは次のとおりです。

例えば1月に商品を500万円で現金仕入れし、2月に1,000万円で販売し売上代金は3月に現金で受け取るとします。
この場合は仕入代金の500万円は3月に回収出来ることになります。
つまり1月から3月まで2ヶ月の期間、500万円の立て替え負担が発生したことになります。

そして売上は半分になり、仕入も半分になったとします。
つまり250万円で仕入れ、500万円で販売できたとすると、立替金額は250万円となります。
このように売上の減少に伴い、立替金額も減少します。
これが「資金繰りが楽になった」と感じる原因です。

売上の減少は必ず資金繰りの悪化を招く

しかし売上が半分になったということは現金収入も半分になるということです。
一方で人件費や事務所家賃などの固定費は売上が減少しても、すぐには減らすことが出来ません。
徐々に固定費負担を感じることになり、売上がますます減少すればそのうち固定費が支払えなくなり、最悪倒産の事態を招くことになります。

売上が減少して資金繰りが楽になったと感じるのは、売上が減少に転じてから少しの間だけで、徐々に資金繰り負担を感じるようになります。
売上の減少はやはり資金繰りの悪化を招くのです。

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