銀行が融資したくなる決算書

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銀行員が融資をしたくなる決算書のポイントは大きく3つ

まず1つめは黒字であること。
加えてきちんと減価償却を計上していること。
これはわかりやすい。

2つめが自己資本がプラスであること。
自己資本がマイナス、つまり債務超過だとちょっと引いてしまいます。

そして今までの2つよりも最近重視しているのが資産の中身。
本業の事業とか関係のない資産(これを私たちは雑資産と呼んでいます)がないか、あっても少ないこと。
例えばゴルフ会員権とかリゾート施設の会員権とか、ヨットとかなどなど・・・。
こんな資産はなくても事業はきちんと出来るはずです。
逆にこのような雑資産が多いと言うことは、経営者である社長が遊び好きな人の場合が多い。

ということは運転資金とか設備資金とかで私たちが融資をしたつもりでも、実はリゾートマンションの購入資金に流用されてしまう危険性が高いということを示しています。
このような資産は利益を生むことはありません。
この資産がお金を生むこともありません。

社員さんの福利厚生の側面で多少のものはあっても、それは目をつぶります。
しかしその程度を超えて、また決して財務内容も良くないのに、この手の資産が規模対比多い企業には融資をしたくありません。

で、担当者と訪問したある電気工事業の会社。
業歴は50年を超えている。
これだけ業歴があれば、少しぐらい遊びの資産があってもおかしくない。
ところがこの会社はそんな遊びの資産が全くゼロ。
資産はすべて事業の多かれ少なかれ関係するものばかり。

決算書は社長の性格や考え方が如実に反映される

赤字や黒字はそのときの環境にも左右されますが、会社の資産構成はあくまでも過去の積み上げのもの。
決算書に遊びの資産がない、あるいは少ないということは、その会社の経営者は誠実で、公私混同はせず、事業に対し真正面から向き合っていることを示しています。
こういう会社には無担保でどんどん融資をしたいのです。
安心してつきあえる会社だということです。

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