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赤字決算での銀行融資申込みでは他力本願ではなく自社の努力を示すこと

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ある機械卸の中小企業より借入の申し出を受けた。
その企業の決算は決して大幅に悪くはないが、前期が若干の赤字で、かつ繰越欠損がある。

私は担当者に前期の赤字の要因と、今後の見通しとか業績の改善計画をヒアリングするように指示した。

後刻、担当者から「赤字の不景気が原因。
景気がよくなってもらわないと改善のしようがない」と当社から説明を受けたとの報告をもらった。

それでは融資の審査は前へは進まないから、当社としてどう対応していくのかを再度確認するよう指示した。

世の中が不景気で業績が悪くなるのはある意味当然だと思います。
景気がよくなれば、企業業績だって改善していきます。
これは中小企業に限らず、大企業でも同じこと。

しかしお金を貸す私たちの立場からすれば、景気が悪いから赤字になった、黒字になるには景気が回復しないと・・・と言われて融資が出来ますか?

不景気がこの後の続けば、ずっと赤字ということです。
これでは融資することなど出来ないですよね。

不景気が続けば、業績の回復が難しいことは理解できます。
しかしお金を貸せるようになるには、不景気だが当社としてはこういった対策をして、何とか業績の上向きに努力していくなどの前向きな姿勢が見えないと、お金を貸すことは出来ません。

例えば、経費の削減に注力するとか、役員報酬を引き下げるとか、会社として自力で業績回復の努力をする姿勢が見たいのです。

景気が良くなればという他力本願では融資をすることは出来ません。

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