代表者の住民税滞納と法人融資

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◆質問

はじめまして。いつも拝見しています。
お忙しいところ恐縮ですが、アドバイスをいただけましたら幸いです。

3年前に起業、貧乏ながら会社の経営は頑張ってきました。しかしながら、会社起業前の住民税の未納があり、分割で納税していたにもかかわらず、滞納処分、不動産の差押を受けました。もともと、分割納税金額も高額でなくきちんと払っていけば、いつかは追いつくなんていう心構えがおかしいと今更ながら反省しております。来月中にはなんとか差押解除の金銭工面をしています。
無担保のビジネスローンなど、実績はついてきたのですが、申し込みは厳しいですか?
個人の口座、会社の口座などは差押はしないとの事でした。
よろしくお願いします。

◆回答

ビジネスローンを含め金融機関の融資審査時には、会社代表者の方が不動産資産を保有している場合、側面調査の1つとして不動産の登記簿謄本の内容を確認することがあります。





これは中小企業の場合、法人と代表者は実質的には一体ですから、代表者個人の信用状態もある程度、調査して審査の参考にするわけです。
そして不動産にネガティブな権利登記、例えば差押とかノンバンクからの担保設定等がある場合、審査は非常に厳しいものとなります。

銀行など金融機関により審査基準は異なりますが、管理者が勤務している銀行の基準では、代表者個人の不動産に差押登記がある場合、融資はお断りすることになります。

法人向けの銀行融資は運転資金や設備資金など、あくまでも事業に関するものに限定されています。
そして事業活動によって得られた収入を融資返済の原資と考えています。

ところが代表者個人に差押や税金の滞納等がある場合、事業資金がこれらの納付などに「流用」されてしまう懸念があります。
資金が流用されてしまえば、本来の事業活動に支障が生じ、融資の返済原資の確保にマイナスになるというのが銀行など金融機関の考え方です。

残念ですがご質問者の場合、少なくとも現状では融資を受けられるのは厳しいと考えられます。





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