信用保証協会はノンバンク借入があると一切利用が出来ませんか?

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◆質問
信用保証協会の審査基準についての質問です。
小さな会社を経営しています。
年商は1億5,000万円程度です。
資金繰りが安定しないため、銀行に融資の相談をしようかと思っています。
おそらく信用保証協会を使うと思います。
少し気になるのがノンバンクから借入があることです。
残高は500万円程度で、資金繰りが苦しいときに融資を受けたものです。
延滞などはなく、きちんと毎月返済をしています。
このような状態で信用保証協会の利用は出来るのでしょうか?

◆回答
ノンバンク借入について銀行や信用保証協会は一般的に「高利な借入」との認識を持っています。
銀行や信用金庫などの融資利率と比べて高い利率であることが多く、あえて高利なノンバンク借り入れを行うことは自然ではありません。
このような背景からノンバンク借り入れがある場合には、何らかの事情で銀行や信用金庫などから融資が受けられない、資金繰りが苦しいとのイメージを持っています。





ではノンバンク借入があると信用保証協会の利用が一切出来ないのかというと、必ずしもそうではありません。
参考までに兵庫県信用保証協会のHP上で信用保証協会が利用出来ない場合として次の14項目が掲載されています。
[warning]1.手形・小切手について、不渡後6ヵ月経過していない場合(6ヵ月経過しても不渡手形の買戻しをしていない場合を含む)および銀行取引停止処分を受け2ヵ年を経過していない場合
2.破産手続開始、和議、民事再生、会社更生、会社整理等の法的整理を手続中の場合(申立中を含む)、または私的整理中の場合であって事業継続の見通しがたたない場合
3.原則として、代位弁済を受け(他の信用保証協会を含む)、その残高が残っている方
4.原則として、信用保証協会付きの借入金を延滞している(他の信用保証協会を含む)方
5.許認可等を必要とする事業で、許認可等を取得していない方
6.12年間登記がなく休眠となっている株式会社
7.10年間登録がなく休眠となっている組合
8.当協会が、暴力的不法行為者と判断した場合
9.当協会が、以前に信用保証した融資分について、合理的理由なく使途目的に反して他に流用されている場合
10.多額な高利借入の残高があり、早期に解消が見込めない場合
11.業績が極端に悪化し、大幅な債務超過の状態に陥っており、事業好転が見込めず、事業の継続が危ぶまれる場合
12.保証(融資)制度要綱上の留意事項に該当する場合
13.業態・事業内容が性風俗関連、非合法関連、賭博性・投機性の高いもの、マルチ商法的なもの、反社会的なものと協会が判断した場合
14.その他公序良俗に反する等、協会が取扱い不適当と判断した場合[/warning]

上記利用出来ない項目の中で10に「多額な高利借入の残高があり、早期に解消が見込めない場合」とあります。
これを逆の読み方をすると、「高利が借入があっても残高が少なく、早期に完済見込みがある」と判断出来れば、ノンバンク借入があっても信用保証協会の利用が可能ということです。
残高の多額・少額の基準や完済見込みの基準に関する客観的な指標はありません。
このあたりは総合的に判断されるということです。

ご質問者さまの場合、年商1億5,000万円に対し、ノンバンク借入の残高が500万円というのは少額であると考えられます。
あとは利益水準や足元の資金繰り状況によってこの500万円がどの程度の期間で完済出来る見込みがあるかという点です。
期間の目安は管理者の実務経験に照らして向こう1年程度とご認識ください。





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