決算書の提出を拒絶する融資先

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1億円近い金額を融資している中小企業に対し、先日より最新決算書の提出をお願いしていますが、「その必要はない」と決算書の提出を拒絶している中小企業があります。
当社は現在10店舗程度のお店を出店している雑貨屋さんですが、当行は出店に際しての設備資金を中心に融資を行っています。
最近、新たな出店資金の融資申し込みを受けましたが、ここ3年ほどは営業赤字の状態が続いており、新たな出店を行う前に不採算店舗の見直しなどを優先すべきとの理由で当行は融資をお断りした経緯があります。
これがこの会社の社長の不信を買ったようで、今回、最新決算書の提出を拒絶されているものと推測しています。

このような融資先を銀行は極端に敬遠します。
お客さんからすれば「融資をしてくれないのになぜ決算書を出す必要があるのか」ということだと考えられますが、銀行からすれば「うちの融資のおかげで出店して営業していることを忘れているのか」ということになります。

気持ちの行き違いは横に置くとしても、融資をしている銀行としては融資先の業績は気になるところです。
また業績の状況を把握して必要があればアドバイス的なことも準備をしています。
そして何よりも融資先とは原則として今後とも長い取引を期待しています。



融資を受ける時だけ決算書を提出する、以降は決算書を開示しないということであればそのような融資先とは長い取引は出来ません。
また仮に今後決算書の提出を受けて融資の相談があった場合でも、融資実行後は再び決算書の開示をいただけないことが予想され、そのような先には融資をしたくないというのが銀行の本音です。

決算書の提出を拒絶される、つまり情報の非開示の事実を銀行は顧客ごとのファイルに記録を残しておきます。
したがって銀行担当者が転勤などで交代したとしても、記録はほぼ永久に残りますから情報非開示の履歴がある顧客に再び新規の融資を行う可能性は極めて小さくなります。


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