ダンピングや出血受注を銀行員は嫌う

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銀行の融資審査担当者は融資案件に臨む姿勢として保守的・否定的な姿勢を取ることが基本です。
融資先より提出された決算書や試算表、事業計画などに対して「本当なのか?「計画通りに推移するのか?「計画通りに行かない場合に融資は回収出来るのか?」などです。
融資は回収出来なければ、銀行は損失を被ることになります。
したがって銀行員、特に融資の審査担当というのは万が一のことを考えて、融資案件を保守的・否定的な考え方で臨んでしまうのです。

融資の審査担当が嫌がる融資先の動きとして採算度外視での売上や受注があります。
これらは融資先が資金繰りに困って、とにかく資金収入を得るために陥りやすい動きだと言えるからです。
現実に、赤字になるのはわかっているものの、収入を得るために仕事を受注するのはしばしば見受けられることです。
その場しのぎとも言えるかもしれません。



このような動きが判明した場合、銀行は徹底的に融資先へのヒアリングなどを行い、実態を把握しようとします。
そして疑問点が1つでも解決しない限り、追加の融資には非常に慎重になります。
むしろ疑問点が解決しない限り、追加の融資はしないというのが正しいかもしれません。

採算度外視での売上や受注に加えて、決算の期末月に売上が極端に増える傾向も銀行員は嫌います。
決算の期末月は各社とも営業を例月以上に強化しますから、期末月単月の売上が増加するのは当然だと言えます。
しかし中には期末月に極端に増加する例があります。
このような例の場合は往々にして、ダンピングによる売上増加の傾向が見受けられます。
採算度外視での売上は後でボディブローのように融資先の体力を奪っていきます。


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