得意先(販売先)の安定しない会社は要注意

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小売業の場合はともかくとして、製造業や卸売業などの場合、普通は事業の核となるいくつかの得意先を持っています。
いくつかの得意先に支えながら会社や個人事業主は発展していくのが一般的だと考えます。
ところがコロコロと得意先というか、販売先が変わっている融資先に出会うことがあります。

どのようにしてそれがわかるかというと、融資先から提出を受ける決算書です。
銀行は貸借対照表や損益計算書に加えて、各勘定の科目明細を徴求します。
その科目明細の中に売掛金や受取手形の明細が記載されているわけですが、そこに記載されている販売先を時系列で確認することで、販売先の変更がわかるわけです。

一概には言えませんが、販売先がコロコロと変わる融資先は危ない会社と銀行の融資審査担当は考えます。
販売先がコロコロと変わっているということは、融資先の事業の屋台骨になる得意先がないということです。
販売先がコロコロと変わってもしっかりと売上が確保出来れば良いのですが、現実には難しいはずです。
売上の安定感を銀行の融資審査担当は気にするわけです。

さらに販売先がコロコロと変わるということは、融資先に対する販売先の信頼度が低いことが懸念されます。
販売先の信頼度が低いがために、継続した受注を獲得することが出来ず、新たな販売先を探さないといけないということです。

銀行は融資先の業績が安定していることを何よりも期待します。
その点、販売先がコロコロと変わるということは業績が不安定となる要素となりますから、非常に気になるのです。
とても突っ込んだ融資取引をする勇気は持てません。

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