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現預金は会社の資産の中でもっとも資産性が高いものです。
他の勘定科目とは異なり現預金は多ければ多いほどよい勘定科目です。
銀行の財務分析においてもこの現預金が多いほど財務分析の点数が高くなります。
現預金は会社の日々の事業活動においてなくてはならないものです。
現預金が多ければ多いほど会社の支払い能力は高くなり、いざというときの耐久力も高いと言えます。
どれくらいの現預金があればまずまずなのかは業種によって異なりますが、一般的には月商の1か月分はほしいものです。
現預金にとして計上されるものには手持ちの現金のほかに銀行預金がありますが、銀行預金もすぐに使える当座預金や普通預金のほかに、定期預金のような固定性預金もあります。
支払い能力が高いと真の意味で言えるためには、すぐに使える当座預金や普通預金が多いことが好ましいです。
よくある例として現預金は多いものの、そのほとんどが定期預金ということがあります。
それも定期預金が銀行借入の担保になっている場合があります。
その場合、担保となっている定期預金はその会社が自由に使うことが出来ません。
このような担保となっている定期預金は控除して会社の支払い能力を判断する必要があります。
さらに現金にも注意しています。
現金がどれくらいあるかは銀行などの第三者にはわかりません。
まれに現金が会社の業種や規模対比、多額の額が計上されていることがあります。
最近私が目にした実例としては、建設業で年商2億円ほどの会社の決算書で現金が2,000万円ほど計上されていることがありました。
年商2億円ほどの建設業の会社で現金が2,000万円もあるというのは明らかに不自然です。
この事例の場合は、会社の使途不明金を現金として計上しているものでした。
つまりは粉飾していたわけです。
現預金に関して銀行員はその表面的な額だけではなく、その中身、つまりは当座預金や普通預金の残高がどれくらいあるかを注視しています。
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