赤字原因の説明を拒む取引先

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融資先の中小企業で3期連続で赤字の取引先があります。
現在のところ、返済に遅れはありません。
お金を貸している銀行としては、この先の業績はどうなるのか気になるところです。
このまま赤字が続ければ融資の返済が滞ることが心配されるからです。
このこと自体はお金を貸している側としては自然なことだと考えています。

先日、この取引先の社長に赤字の原因の質問を行いました。
この社長から返ってきた言葉は「ちゃんと返しているのだから答える必要はないでしょう」。
確かにそのとおりかもしれません。
別に融資の返済が遅れているわけではありませんから、答える必要はないかもしれません。
ただこのような対応をする社長、取引先には以降融資を行うことはまずありません。
仮に業績が黒字転換してもです。



理由は信頼出来ないからです。
銀行というところは良い情報も悪い情報も、隠さず説明してくれる取引先を特に好みます。
そして悪い情報でもきちんと説明してくれる取引先には、業績が悪くても何とか対応できないか、真摯に考えるものなのです。
逆に情報を開示してもらえない取引先に対しては、とにかく信用をすることが出来ませんから、どれだけ業績が良くても突っ込んだ取引は出来ないのです。

とにかく銀行には良いことも悪いこともすべて明らかにすることが、その後の取引関係を強化する最善の方法だと感じます。


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