いつ資金がショートするかを把握しておきましょう

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資金繰りは経営においてもっと気を使わなければならない項目です。
どれだけ売上が好調であっても資金繰りが途切れれば、その時点で経営は立ち行かなくなります。
そのようなことを防ぐためにも資金繰りは常に気を配り、いつごろ資金がショートしてしまうのかを大雑把でも良いですから把握しておきましょう。

時々、明日、明後日の資金繰りのために融資を申し込みに来る経営者がいらっしゃいますが、銀行というところは明日、明後日に即時に融資が出来るものではありません。
どれだけ急いでも1週間、通常では2週間から3週間程度は審査などの融資手続きの時間が必要となります。
さらにこのような「焦った融資申し込み」は銀行から「危ない先」と足元を見られる恐れが十分にあります。
このような点からも、資金繰りは可能な限り事前の予測を立てておくことが望ましいのです。

資金繰りを事前に予測することはそんなに難しいことではありません。
簡単に予測出来る方法をご案内します。

次の3つの要素でいつごろ資金が不足してしまうのかを大雑把に把握することが出来ます。

1.現在の現預金残高を知る・・・A
手持ちの現金残高と銀行預金残高を把握しましょう。
銀行預金のうち、担保となっているものはここでは控除しておきます。





2.月次の資金収支を知る・・・B
大体で結構です。
月次に現金ベースで回収となる金額と現金ベースで出ていく支出を把握します。
(現金ベースの回収額)-(現金ベースの支出額)が月次収支となります。

3.毎月の借入返済額を知る・・・C
毎月の銀行融資などの借入返済額を把握します。
ここでは元金だけではなく利息の額も把握しておきましょう。

そしてA÷(C-B)で今から何か月後に資金が不足してしまうのかを大雑把に把握することが出来ます。
例えば、現在の現預金残高(A)が2,000万円とします。
そして毎月の収支(B)はプラス200万円とします。
最後に毎月の返済額(C)は500万円とします。

すると、
A÷(C-B)=2,000万円÷(500万円-200万円)=6.66・・・
つまり今から約6.7か月後に現在の現預金が底をつくことを意味します。
これを見通したうえで、早めに銀行などに融資相談を行うなどして資金繰りの対策を行うのです。

photo by: Aaron Jacobs




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