信用保証協会の審査は「縮小均衡時代」になっています


2013年01月12日

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ご存じのとおり信用保証協会は中小企業や個人事業主の資金調達にはなくてはならない公的機関です。
融資を実行する銀行としても公的機関が保証人になってくれるわけですが、ほとんど貸し倒れを心配することなく融資が実行出来ます。
このため銀行も信用保証協会が保証OKすれば、よほどのことが限り融資を実行します。

ところが最近、信用保証協会の審査スタンスが従来以上に厳しくなっていると感じています。
先日信用保証協会のある担当者と電話で会話をしていた際、その担当者の方が「セーフティネットや震災保証で保証をしすぎています。これからの縮小均衡の時代よ」と言っていました。
確かにそうなのです。
景気の低迷が続き、この間の中小企業や個人事業主の資金繰りをつけるためにセーフティネットをはじめさまざまな保証制度(融資制度)が誕生しました。

銀行が積極的に融資提案をしたことも加わって、多くの中小企業や個人事業主が信用保証協会の保証を得て銀行融資を受けました。
もっともセーフティネット等の制度はあくまでも景気が良くなり業績が回復するまでの資金繰りの「つなぎ」の意味合いを持っています。
ところが、この間景気が回復することはなく、これに連動して業績も回復するケースはほとんどなく、むしろ悪化すらしています。
一方で借金は増え、返済負担も増加しているのです。

信用保証協会の別の担当者は「複数の保証制度(融資制度)が創設されても、お客さんの財布は1つですから、いくらでも保証できるということではない」と言っていました。
多くの中小企業や個人事業主が多くの借入金を抱え、その返済負担に苦しんでいます。
ある程度借入金を減らさないと返済負担は軽減されません。
このような事情もあり信用保証協会の審査スタンスは厳格になっています。
資金を必要とする場合には、今まで以上に早めに取引銀行に相談してください。
(この記事は2013年1月12日に執筆しています)






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