離婚した実父の借金は実父亡くなった後私に返済義務があるのでしょうか?


2013年03月24日

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質問
私の両親は10年ほど前に離婚して私は母と暮らしてきました。
父は商売をやっていて、商売をやっている時から多額の借金がありました。
知人の借金の連帯保証人にもなっていると聞いたことがあります。
父はいまでに借金の返済を続けていると聞いたことがあります。
おそらく今も借金は残っているものと思います。
私も結婚して家庭を持っています。
父が死亡した場合、その残った借金について私にも返済義務が出てくるのでしょうか?
父とはもう連絡が取れない状態になっており、どこにいるのかもわかりません。

回答
ご両親が離婚したとはいえ、あなたと父とは親子関係にあることに違いはありません。
そして父が亡くなった場合、相続が発生しますがあなたも相続人になります。
相続は資産ばかりではなく負債も対象となりますから、父が残した借金もあなたに相続され、あなたに返済義務が生じます。
これが原則論です。

もっとも相続人には相続するか、相続を放棄するかの選択権が法律で付与されています。
したがって父の借金を相続したくなければ、父の死亡を知った時から3か月以内に裁判所に相続放棄の申し立てをすることが出来ます。
私も実務で相続放棄を経験したことがあります。
亡くなったのは会社の社長で、社長は会社の借入金の連帯保証人になっていました。
社長が亡くなったため、私は相続人である奥さんやそのお子さんに借入金の存在をお知らせしましたが、奥さんとお子さんはいずれも相続を放棄されました。

そのため今度は私は亡くなった社長のご兄弟(二次相続人)に借入金の存在をお知らせし、返済の履行を求めました。
しかしご兄弟もすべて相続を放棄されました。
戸籍謄本で相続人となるべき方がいないかどうかを確認しましたが、奥さん、お子さん、そして二次相続人のご兄弟以外に相続人となるべき人はもういませんでした。
こうなると借入金の返済はだれにも請求することが出来なくなります。






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