赤字だから融資をしないという単純なものではありません


2013年09月17日

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赤字企業に銀行が融資に慎重になるのは、返済能力に疑問がもたれるからです。
融資の返済原資は行きつくところは利益となります。
赤字は利益がマイナスということですから、返済が出来ないということを意味しています。
このことから銀行は赤字企業に対する融資には慎重になるのです。

もっとも赤字だから融資をしないという単純なものではありません。
赤字決算にも色々あると思います。
赤字の原因が構造的なもので、年々売上が低下傾向にあるなどその企業が衰退に向かっている場合には銀行は融資に非常に慎重になります。
一方で売上は増加傾向にあるものの、退職金の支払い等経費がたまたま多く発生したために赤字になったような場合には、構造的な赤字とは言えず一過性の赤字と捉えることが可能です。
このような場合には銀行は融資に慎重な対応を取ることは少ないと言えます。

逆に黒字であれば銀行はどんどん融資をするのかと言えばそうでもありません。
よく黒字額が数万円程度の決算書に遭遇することがありますが、これは実態は赤字のケースもあり、銀行向けに決算を黒字にしただけといったこともあります。
表面的には黒字であっても実態では赤字と考えられるようなケースでは、銀行はむしろ融資に慎重な姿勢を取ります。
黒字であっても年々売上が低下している等、その企業が衰退している傾向が見受けられる場合にも銀行は融資に慎重となります。






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