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融資審査マンの見方 信用保証協会融資 資金繰り

信用保証協会の審査で社会保険料の納付状況の確認を受けた

中小企業や個人事業主が銀行から融資を受けるにあたって頻繁に利用される信用保証協会。
信用保証協会の保証制度を利用するには審査を受ける必要がありますが、今回の審査の過程で社会保険料の納付状況を受けたケースです。

信用保証協会の審査と社会保険料に関する質問

中小企業経営者です。
現在、地元の信用金庫に運転資金融資の申し込みを行っています。
信用保証協会を利用しますので現在、信用保証協会で審査が行われています。
昨日、信用金庫から信用保証協会から社会保険料の納付状況が来ているとの連絡を受けました。
社会保険料の納付済みの領収書を提出するように言われています。
ただし社会保険料の納付については資金繰りが厳しかったものですから全部の納付をしておりません。
社会保険事務所と相談をし今は社会保険料の分割納付を行っています。
そのため信用保証協会には分割納付の申請書と分割納付の計画書、そしてその後の分割納付の領収書を提出しようと考えています。
社会保険料の未納があると信用保証協会の審査には通らないとも聞きます。
融資は無理でしょうか。

質問のまとめ

・運転資金の融資を信用金庫に申し込みをしており信用保証協会の審査中
・信用保証協会から社会保険料の納付状況の質問がきた
・資金繰りが厳しいために社会保険料は現在、分割納付をしている

社会保険料の未納や分割納付の受け止め方

社会保険料や税金の未納や分割納付に対する金融機関や信用保証協会の受け止め方は次の通りです。

金融機関や信用保証協会の受け止め方

資金繰りが苦しいことの客観的な表われ。
融資の返済も危ないことが想定され、融資は原則として謝絶

これが金融機関や信用保証協会の受け止め方の現実です。
社会保険料や税金の未納や分割納付があると融資が非常に厳しくなるのが現実です。

分割納付の場合には審査に通る可能性があり

ただし完全に未納ではなく社会保険料や税金を分割納付をしている場合には信用保証協会の審査に通る可能性があります。
社会保険料や税金を分割納付している場合で信用保証協会の審査に通る条件としては次のようなケースです。

信用保証協会の審査に通る条件

・分割納付の申請をしていること
・分割納付の毎回の納付額が現在の資金繰り状況から納付が可能と判断できること
・分割納付の計画書に基づき、すでに数ヶ月分の納付を遅れることなく支払い済みの実績があること
・分割納付が短期間(半年から1年以内)に完了し未納状態が解消されること

これら4つの条件が満たされていると信用保証協会の審査に通る見通しが出てきます。
信用保証協会の審査に通れば信用金庫などの金融機関はまず融資を実行することになります。

信用保証協会の審査と社会保険料についてのまとめ

以上、信用保証協会の審査と社会保険料の関係についてまとめますと次のようになります。

信用保証協会の審査と社会保険料についてのまとめ

・社会保険料の未納や分割納付が資金繰りが苦しいことの客観的な表われ
・資金繰りが苦しければ融資の返済も危ないと金融機関や信用保証協会は考える
・そのため社会保険料の未納や分割納付があると信用保証協会の審査は厳しくなる
・ただし①分割納付を申請していること ②分割納付の履行が資金繰り状況から可能と判断できること ③分割納付の支払実績がきちんとあること ④分割納付が短期間に完了し未納状態が解消されること

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