出店資金を運転資金として貸して欲しい

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ある東京の都心地区で飲食店を営むA社より、今度近隣に3店目を出店する計画があるので融資を検討してもらいとの連絡を受けました。
飲食店の出店資金は当然、設備資金として銀行融資の対象です。
A社の社長に出店に要する費用の概算のヒアリングを行なったところ、まだ流動的ではあるがおよその金額の提示がありました。
しかしA社の社長は設備資金としてではなく運転資金として検討して欲しいとのこと。
理由は設備資金だといろいろとめんどくさいというのです。

銀行が設備資金を融資する場合、その使途を厳格に管理します。
例えば厨房機器を購入する資金であれば、仕入先への支払時期に合わせて融資を実行したり、事前に支払先への振込伝票を預かって、融資実行と同時に振込を行なったりして、融資が他の使途に流用されることがないように細心の注意を払います。
これらのことがめんどくさいと社長は言うのです。





しかしこれは難しいのです。
特に飲食業の場合には基本的に運転資金は不要な業態ですから、多額の融資を運転資金はとして検討することは事実上不可能です。
運転資金はというのは売上が現金として回収のされるまでの間に発生する仕入先への支払資金や人件費などの経費他の立替資金です。
ところが飲食業は基本的に現金商売ですから、資金の立替というものが発生しません。
このことから銀行は飲食業に対しては運転資金融資は原則として回避をするのです。

今回のA社の社長の申し出は受け入れることが難しい性質です。
あくまでも設備資金はめんどくさい、運転資金として融資を検討してほしいということであれば、今回の申し出は謝絶をせざるを得ない案件です。





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