初めて信用保証協会を利用した融資を考えている場合、相談先は銀行なのか信用保証協会なのか迷うと思います。
初めての相談先は銀行なのか信用保証協会なのかを説明します。
目次
信用保証協会の相談先に関する質問
運転資金を借りようと考えています。
当方個人事業主です。
信用保証協会の制度を使った融資を受けたいと考えているのですが、その場合の相談先は銀行なのでしょうか。
それとも信用保証協会なのでしょうか。
ネットで調べてみると初めて信用保証協会を利用する場合には信用保証協会に相談すべきと書いてあります。
一方で顧問の税理士に聞いてみると融資を受けようとする銀行に相談に行ったがほうが良いと言います。
どちらなのでしょうか?
どちらでも良いのでしょうか?
相談先は銀行がおすすめ
初めて信用保証協会を利用する場合、その相談は実は信用保証協会でも融資を受けようとする銀行でもどちらでも可能です。
しかしおすすめは融資を受けようとする銀行です。
最終的に融資をするかどうかは銀行の判断
信用保証協会を利用した融資は次の2つの条件がクリアになる必要があります。
信用保証協会融資の2つの条件
・銀行での融資審査に通ること
信用保証協会の保証付融資を利用するにはこれら2つの条件がいずれも必要となりますが、最終的に融資を行うかどうかの判断は銀行が行います。
信用保証協会付融資の最終判断は銀行が行う
信用保証協会に最初に相談に行った場合
このため信用保証協会に最初に相談に行くと信用保証協会からよく次のような質問を受けます。
信用保証協会からの質問
・その銀行には相談に行かれましたか?
もちろん信用保証協会は親身になって融資相談を受けてくれます。
ただし銀行が最終的に受けるかどうかは信用保証協会では不明のため、さきほどのような質問がなされるのです。
銀行経由で信用保証協会に申し込みを行う
このようなことから初めて信用保証協会を利用した融資を受けようとする場合には、融資を受けようとする銀行に相談されることをおすすめします。
そして信用保証協会への保証申し込みをその銀行経由で行ってくれます。
銀行経由であると信用保証協会側では信用保証協会の審査が通れば銀行で融資が受けられると考えることができ安心です。
初めての信用保証協会の相談先のまとめ
以上、初めて信用保証協会の保証制度を利用した融資を受けようとする場合、その相談先についてまとめますと次のようになります。
まとめ
・融資を行うかどうかを最終的に判断するのは銀行
・信用保証協会には銀行経由での申込が良い
・したがって初めての相談先は融資を受けようとする銀行がおすすめ