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住宅ローンは変動金利か固定金利か?

住宅ローンの金利にはご承知の通り変動金利タイプと固定金利タイプの2種類があります。
どちらを選択すべきなのか迷うところですが、変動金利か固定金利かどちらを選択した方がよいのか、その判断材料をご案内します。

住宅ローンの変動金利と固定金利

まず住宅ローンの変動金利と固定金利について整理をしておきます。

住宅ローンの変動金利

変動金利は文字通り金利が住宅ローンを借入中に変わる可能性がある金利タイプです。
住宅ローンの基準金利は短期プライムレート(2021年11月19日現在1.475%)と呼ばれるもので、この基準金利に連動して住宅ローンの金利が変わるタイプです。
当たり前のことですが基準金利が上昇すれば住宅ローンの金利も上昇し、逆に基準金利が低下すれば住宅ローンの金利も低下します。
住宅ローンの金利が変動するとそれに伴い利息額が変わってきます。
住宅ローンの返済方法の多くは元利均等返済方式(毎月の元金と利息の返済合計額が同じになるように設定されている)ですが、理論上、金利が変われば利息額の変動に伴い返済額が変わってしまいます。
しかしたびたび毎月の返済額が変動すると家計への影響もあることから、住宅ローンの金利の変動は5年毎に変動するように運用されています。
つまり住宅ローンの金利が変動しても5年間は毎月の返済額はそのままであり、5年目以降に返済額の変動が適用されます。

住宅ローンの固定金利

住宅ローンの固定金利は文字通り住宅ローンの金利が固定、つまり変動しない金利タイプのものです。
固定期間は住宅ローンの借入の全期間に適用されるものもあれば、固定期間が3年、5年とか10年とか期間を区切って固定金利が適用されるタイプのものがあります。
金利が固定しているということは固定期間中の毎月の返済額が変化しないということです。
例えば住宅ローンの借入期間の全期間にわたって固定金利を選択すれば、ずっと住宅ローンの毎月の返済額は同一ということです。
変動金利のように毎月の返済額が変わることがありませんから、家計の計画が立てやすいメリットがあります。

固定金利の方が高い

なお変動金利と固定金利の金利水準を比較した場合、変動金利の方が低くなっています。
固定金利はこの間の世の中の金利が変動しても変わらないタイプですから、銀行からするとこの間の金利変動リスクを背負っていることとなります。
そのため金利変動リスクを固定金利には織り込んでいますので変動金利よりも高くなるのです。

変動金利・固定金利の選択材料

それでは住宅ローンを利用するにあたり変動金利を選ぶのか固定金利を選ぶのか、その判断材料をいくつかご案内をします。

金利の見通し

まずは今後の金利の見通しをどうように持っているかです。
今後金利が上がるのではないかという見通しを持っているのであれば固定金利を選択した方が良いでしょう。
変動金利は世の中の金利が上がればそれに比例して上がっていきます。
金利が上がれば当たり前のことですが支払う利息額も増加します。
したがって今後金利が上がるという考えを持っているのであれば固定金利を選択した方が良いでしょう。
逆に今後は金利が下がるという見通しを持っているのであれば変動金利を選択した方が良いでしょう。
世の中の金利が下がれば住宅ローンの金利も下がりますから支払う利息額も減少します。
固定金利を選択すると金利の低下メリットを受けることが出来ません。

金利水準

さきほども説明をしましたが変動金利と固定金利を比べた場合、変動金利の方が金利水準が低くなっています。
したがってとにかく低い金利のメリットを享受されたい場合には変動金利を選択した方が良いでしょう。
一方で目先の金利よりも今後の金利変動リスクを避けたいということであれば固定金利を選択した方が良いでしょう。

銀行に相談

住宅ローンの変動金利を選ぶか、それとも固定金利を選ぶかは最終的には利用者が判断しなければなりません。
ただ銀行に相談すれば過去の金利推移や今後の金利見通しの客観的な材料を提供してもらえます。
したがって銀行に相談しながら最終的に変動金利を選ぶか固定金利を選ぶかを決めれば良いでしょう。

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