スマホを購入する場合、分割払いで購入するケースが多いと思います。
このスマホの分割払いの支払は「少しぐらい遅れても良い」と安易に考えるのは間違いです。
スマホの分割払いが遅れるとローンに落ちることがあります。
スマホの分割払いとローンとの関係について融資担当の銀行員が説明をします。
目次
スマホの分割払いは個人信用情報の登録対象
スマホの購入を分割払いで行うことは商品を分割払いにて購入することと同じです。
本来は一括払いにて購入するところを分割で支払うことを相手方、つまり携帯電話会社が許容することとなります。
この点において携帯電話会社は購入者に対して一種の信用を与えることになります。
考え方としては携帯電話会社が購入者にお金を融資することと同じです。
このようなこともありスマホを分割払いにて購入することは個人信用情報の登録対象となっているのです。
スマホの分割払い購入は個人信用情報に登録される
購入前に個人信用情報を調査されている
スマホを分割払いにて購入された方はおわかりかもしれませんが、私たちが携帯電話会社にてスマホを分割払いにて購入する場合、携帯電話会社が個人信用情報機関に照会を行い、購入者の個人信用情報を調査しています。
そして個人信用情報に問題があればスマホを分割払いにて購入することが断られることもあるのです。
スマホの分割払いで個人信用情報に登録されること
スマホを分割払いにて購入すると次の2つが個人信用情報に登録されます
スマホを分割払いにて購入した事実
まずスマホを分割払いにて購入した事実が登録されます。
購入者が携帯電話会社とスマホの分割払い購入契約をしたということが個人信用情報に登録されます。
さきほども説明をしましたが分割払いで購入したということは購入者が携帯電話会社から融資を受けたということと同じです。
購入者はその後携帯電話会社に返済、つまり分割払いにて代金を支払う義務があります。
これは購入者の個人信用情報に関することですから登録の対象となっているのです。
もっともスマホを分割払いで購入したこと自体はローンが落ちる原因とはなりません。
スマホの分割払い購入自体はローンが落ちる原因とはならない
スマホ分割払いの支払状況が登録される
そして毎月代金を購入者は支払うこととなりますが、その支払状況が毎月、携帯電話会社から個人信用情報機関に登録されます。
支払が遅れれば遅れたという事実も個人信用情報に登録されます。
支払が遅れたということは借金の返済が遅れた、つまり延滞が発生したことと同じです。
スマホの分割払いの支払状況は個人信用情報に登録されている
ローンの審査では必ず個人信用情報が調査される
ところでローンやクレジットカードの新規申し込み時においては必ず本人の個人信用情報が調査されます。
個人信用情報によりどのような借入があるのか、借入残高がいくらか、返済状況はどうかなどが調査されます。
そして返済が遅れているような情報があればローンやクレジットカードが落ちる可能性が極めて高くなります。
スマホの分割払いの支払いは借入の返済とまったく同じです。
そのためスマホの支払いが遅れるということは借入の返済が遅れていることとまったく同じことです。
借入の返済が遅れていればローンの審査は落ちます。
つまりスマホの分割払いの支払いが遅れていればローンやクレジットカードの審査に落ちるということです。
スマホの分割払いの遅れはローンが落ちる理由となる
スマホの分割払いを安易に考えないこと
このようにスマホの分割払いの支払は借金やクレジットカードの支払とまったく同じ重みがあります。
支払が遅れればその事実が個人信用情報に登録されてしまうのです。
したがって分割払いをいい加減にしていると、その後クレジットカードやローンの申し込みをしても審査が落ちることとなります。
たかがスマホの分割払いだと安易に考えることは間違いです。
個人信用情報に傷がつきます。
スマホの分割払いの遅れは個人信用情報に傷をつけることとなる
スマホの分割払いが原因でローンが落ちることものまとめ
以上、スマホの分割払いとローンが落ちることについてまとめますと次のようになります。
まとめ
・スマホの分割払いの支払いは借金の返済とまったく同じこと
・スマホの分割払いの支払状況は個人信用情報に登録される
・スマホの分割払いの支払いが遅れているとローンは落ちる