個人の借金

10日に1割の利子とはどういうことですか?

テレビドラマなどで「10日に1割の利息を払ってもらいます」などと金融会社が借金をする個人に言っている場面をご覧になったことがいらっしゃると思います。
10日に1割の利息・・・これはいわゆるトイチと呼ばれています。
どういうことなのかを説明します。

トイチとは

10日に1割の利息を支払うことを俗語でトイチと呼ばれています。
例えば1万円を借りた場合に10日毎に1万円の1割、つまり1千円の利息を支払うということです。
1ヶ月だと10日×3回ですから、1千円を3回、つまり3千円の利息を支払うこととなります。
この例は借金をした金額が1万円ですから10日毎に1千円の利息ですが、10万円を借金した場合には10日毎に1万円、1ヶ月だと3万円になります。
どうでしょうか・・・。
利息は高いと感じませんか?

トイチの利率は何%?

トイチは利率に直すと一体何%になるのかを計算してみましょう。
まず年間にいくらトイチでは利息を支払うのかを計算してみます。
借金額は10万円とします。
トイチですから10日毎に1万円の利息を支払うこととなります。
ということは1日あたりにすると1千円の利息となります。
1年間は365日ですから、1年間に支払う利息額は1千円×365日=365,000円となります。
つまり1万円の借金に対して1年間に支払う利息額は365,000円です。
利率が何%になるかは年間に支払う利息額は借金の元金で割ることにより計算をすることが出来ます。
つまり365,000円÷1万円=36.5。
36.5をパーセンテージに置き換えると実に3,650%となります。
つまりトイチとは金利が3,650%ということです。
凄まじい高金利の借金です。

トイチを利用したら終わりです

トイチ、つまり3,650%でお金を貸すことは違法です。
このような高金利の貸付は認められていません。
しかし現実にはこのような法外な金利でお金を貸し付ける業者等が存在することは事実です。
絶対に利用してはいけません。
トイチでお金を借りたら絶対にその借金を返済することは出来ません。
せいぜい利息を支払うのが精一杯でしょう。
現実にはトイチでお金を貸す業者等は貸したお金を通常の返済で回収できるとは考えてはいません。
借金をした人の親族から回収したり、所有不動産など資産を売却させたりして貸付したお金を回収しています。
法律で認められないような激しい取立も行われるでしょう。
とにかくトイチからお金を借りたら自分だけではなく家族などの関係者にもとても大きな被害を生み出します。
絶対に利用してはいけません。

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