キャッシングの金利（利息）を節約するには？

クレジットカードに付帯サービスとしてついているキャッシング。
いざという時にお金を引き出すことができる強い味方ですが、ネックは金利（利息）が高いこと。
クレジットカードのキャッシングは大体18%というのが相場です。
ここではキャッシングの高い金利を節約する方法を融資担当の銀行員が説明をします。

キャッシングはいざという時に強い味方になってくれるが･･･

クレジットカードのキャッシングはクレジットカードに付帯サービスとして付いている機能で、簡単に言えばクレジットカードにて一時的にお金を借りることができるということです。
誰もが手元にお金がなくて困った経験はあるのではないでしょうか。
そのような時にクレジットカードのキャッシングを利用すればお金を手にすることができますから、いざという時に強み味方になってくれます。
しかしキャッシングの大きなデメリットの1つは高い金利です。

キャッシングの金利は消費者金融の金利と同水準

このようにいざという時に強い味方になってくれるクレジットカードのキャッシングですが、いいことばかりではありません。
デメリットがもちろんあるわけですが、その最大のデメリットは高い金利（利息）です。
クレジットカード会社によって多少は異なりますが、多くのケースではクレジットカードのキャッシングの金利は18%です。
消費者金融並みというか消費者金融と同水準の金利です。
キャッシングの返済がなかなか進まないと感じる大きな原因はこの高いキャッシングの金利です。

キャッシングの金利の節約方法

メリットもあるクレジットカードのキャッシングですが、高い金利はなるべく節約したいところです。
どのようにしたら節約ができるのかを案内します。

キャッシングの金利の仕組みを理解する

さてキャッシングの高い金利を節約する方法ですが、それには金利が発生する計算式を頭に入れれば簡単です。

上の図はキャッシングの金利の計算式ですがたったこれだけです。
銀行もクレジットカード会社もすべてこの計算式によって金利を計算しています。
単純にキャッシングの利用残高に利率をかけると金利を計算することができるのです。
利率は変わりませんから要するにキャッシングの利用残高によって金利が異なってくるということです。
当たり前のことですがキャッシングの利用残高が多ければ金利は多くなり、逆にキャッシングの利用残高が少なければ金利も少なくなります。

キャッシングの金利は毎日計算されている

そしてキャッシングの金利は実は毎日計算されています。
そして1か月分の合計で毎月の返済日に私たちは金利を支払っているのです。
次の図は1か月の金利額の計算例です。

毎日の最終キャッシング残高に基づいて1日分の金利を毎日計算しているのです。
したがって図をご覧いただくとわかりますが、キャッシングの利用残高の違いによって利息額も違うことが理解できると思います。

任意返済を行う

ここまで見ていただくとすでにおわかりいただけていると思いますが、キャッシングの金利を節約するには日々のキャッシング利用残高を少なくすればよいのです。
そのためには手元に少しでもお金の余裕があるときには任意返済（随時返済）をおこなってください。
面倒だと思われるかもしれませんがATMにて簡単に任意返済（随時返済）を行うことができます。
この任意返済の積み重ねによって金利を確実に節約することができます。

キャッシングの金利（利息）を節約するには？のまとめ

以上、キャッシングの金利を節約する方法についてまとめますと次のようになります。