個人の借金

カードローンの返済の半分が利息に充てられている・・・

最初はそれほどでもなかったが最近ではカードローンの返済の半分が利息に充てられている・・・。
そのためカードローンの元本がなかなか減らない。
借金をしている人のよくある悩みです。
利息の節約方法も含めて銀行員が説明します。

利息の計算方法を理解

最初に利息の計算方法を確認しておきましょう。
利息計算式
上の図は利息の計算式を示したものですが、利息の計算方法は簡単でカードローンの利用残高、つまり元金(元本)に利率(金利)を乗じることで計算できます。
利率(金利)は一定で変わりませんから利息の大小はカードローンの利用残高(元金・元本)に大小に応じて決まってくることになります。

元金(元本)の大小による利息(金利)の違い

ここでカードローンの利用残高(元金・元本)の違いによって利息(金利)がどれだけ違ってくるのかを見てみましょう。
金利は15%とします。
カードローンの利用残高(元金・元本)が10万円の場合の1か月の利息は次のようになります。

100,000円×15%×31/365=1,273円


(31/365は1か月を31日とした場合の1か月あたりの利息を出すため式です)
カードローンの利用残高(元金・元本)が10万円の場合には1ヶ月あたりの利息額は1,273円となります。
次にカードローンの利用残高(元金・元本)が50万円の場合の1か月の利息は次のようになります。

500,000円×15%×31/365=6,369円


カードローンの利用残高(元金・元本)が50万円の場合には1ヶ月あたりの利息額は6,369円となります。
カードローンの利用残高(元金・元本)が10万円から5倍の50万円になることに比例して1ヶ月あたりの利息も1,273円の5倍の6,369円となります(計算の都合上多少の誤差があります)。
このように利息額はカードローンの利用残高(元金・元本)に応じて変わってくるのです。

元本(元金)への返済充当額への影響

さてさきほどの例に基づいて毎月のカードローンの返済において元本(元金)への返済に充てられる金額がどのように違ってくるかを見てみましょう。
なお毎月のカードローンの返済は次のような内訳となっています。
返済内訳
カードローンの毎月の返済は元金(元本)と利息の合計額です。

毎月1万円を返済している場合の内訳

カードローン利用残高(元金・元本)が10万円の場合

カードローン利用残高(元金・元本)が10万円の場合の1か月の利息額は1,273円でした。
すると1万円の返済は、

元金8,727円+利息1,273円=10,000円


1万円の返済のうち元金(元本)の返済に充てられるのが8,727円で利息が1,273円となります。

カードローン利用残高(元金・元本)が50万円の場合

カードローン利用残高(元金・元本)が50万円の場合の1か月の利息額は6,369円でした。
すると1万円の返済は、

元金3,631円+利息6,369円=10,000円


1万円の返済のうち元金(元本)の返済に充てられるのが3,631円で利息が6,369円となります。
このように同じ1万円の返済であっても元金(元本)に充てられる金額は違ってきます。
特にカードローンの利用残高が50万円の場合には1万円を返済しても元金(元本)の返済に充てられるはたった3,631円で残りは利息ということですから、なかなかカードローンの利用残高が減らないという嘆きにつながるのです。

利息を節約して元金(元本)の返済を進めるには

同じ1万円の返済であってもカードローンの利用残高によって元金(元本)の返済に充当される金額が違ってくることが理解いただけたかと思います。
ということは毎月の返済において利息の金額が少なければ元金(元本)の返済に充当される金額が増えて早くカードローンの利用残高が減ることになります。
それには毎月の決まった日の返済の他に、手元に少しでもお金の余裕があるときに任意返済(繰上返済)をこまめに行いましょう。
任意返済(繰上返済)はATMにて簡単に行うことができます。
任意返済(繰上返済)を行うことで少しかもしれませんがカードローンの利用残高が減ります。
カードローンの利用残高が減れば利息も減り、その効果で元金(元本)により多くの金額が返済に充てらえることになります。
1回あたりの任意返済(繰上返済)がたとえ少額であったとしても、こまめに行うことでトータルの節約は大きなものとなります。

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