個人の借金

どれから返済するのが良いのか

複数の借金がある場合においてボーナスが入ったとか臨時収入があって借金を多めに返済することがあると思います。
その場合に複数ある借金のうち、どれを返済したら良いのか、その考え方について説明をします。

借金の内容

借金明細
これはあるサラリーマンの借金明細です。
全部で7件の借金があり、借金残高は250万円余りとなっています。
このサラリーマンの年収はおよそ400万円であり、正直に言って危機的な状況にあると考えられます。
上の図では毎月の返済額が示されていませんが、毎月の返済額合計はおよそ18万円になっています。
年収が約400万円ですから毎月の手取り収入はおよそ25万円です。
25万円のうち18万円が返済に消えるとなると残りは7万円です。
住居費、食費、交際費などを考えるとぎりぎりの線を超えている状況だと考えられます。
もともとこの方の1年前の借金の件数は2件だけでした。
しかし返済や住居費、食費などの負担で資金が回らなくなり、借金を増やしていってあっという間に現在の7件まで借金が大きく膨らんでしまったのです。

どの借金を返済するか

さて本題です。
この状態で今回臨時収入で30万円のお金が入ってきました。
7件の借金の中から多めに返済をしようと考えていますが、どの借金の返済に充てれば良いと思いますか?
2つの考え方があります。

金利が高いものを返済する

まず頭に浮かぶのが金利が高いものを返済するという考え方でしょう。
金利が高いということは利息額も多くなります。
利息は借金元金の返済ではありませんから、借金そのものの残高は減少しません。
勿体ない話です。
ですから金利が高いものを返済するという考え方は間違ってはいません。
しかしこの方の状況においては金利が高いものを返済するという考え方は正しくはありません。

毎月返済額が多い借金を返済する

この方の場合にまず優先して対応しなければならないことは毎月の収支を改善するということです。
現在は収入よりも返済を含めた支出の方が多い状態になっていることでしょう。
支出の方が収入よりも多いのであれば、またどこからか借金をしなければお金が回りません。
金利が高い、低いということも大切なことではありますが、今はそのように金利のことを言っている余裕はありません。
真っ先に考えないといけないことはお金の収支を少しでも改善することです。
そのためには毎月の返済額が多い借金を優先して返済に回して、その後のお金の収支を改善することを考えなければなりません。
お金の収支が改善すればもう新たな借金をする必要性もなくなります。
金利よりも返済額が多い借金を返済してお金の収支を改善すること。
これが最優先です。

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