個人の借金

借金を早く返済したい

クレジットカードのリボ払い

30代女性の悩みです。
まずはこの女性の現在の借金明細をご覧ください。
借金明細
カードローンや消費者金融の利用はありませんがクレジットカードのリボ払いを利用しています。
クレジットカードのリボ払いも借金そのものです。
この女性はOLなのですが一時期、給与が今よりも高い時期が続いたことがあり、その際に気が大きくなって多くの買い物をした結果、現在のようなクレジットカードの残高になってしまったものです。
さてここでこの30代女性の現在のお金の収支状況を見てみましょう。
家計収支
収入の毎月21万円はボーナスを含めた年間の平均で示しています。
生活費が⑱の189千円かかっていますから、残りは⑲の21千円です。
ここからクレジットカードのリボ払い4万円がありますから、およそ2万円が返済のために不足する状態になっています。

【生活収支<借金返済額】では借金は減らない

この女性の借金の返済を含めた収支は次の図のようになっています。
借金返済収支
⑲の生活収支よりも㉑の借金返済額の方が多くなっています。
借金の返済が遅れると後からややこしいことになりますから、この女性は何とか工面して借金の返済を続けています。
しかし基本的に【生活収支<借金返済額】は新たな借金を作りやすくなってしまいます。
何とか工面し続けることが出来てきたものの、今後のそれが保証されるわけではありません。
医療費など突発的な支出を余儀なくされることも今後はあり得ますから、その際には新たな借金を作ってしまうかもしれません。
「せっかく借金を減らしてきたの・・・」と気持ち面でも新たな借金は非常に辛いことです。
しかし背に腹は代えられず多くの方が新たな借金を作ってしまい、いわゆる借金地獄に陥ってしまいます。
したがってこの女性の場合には何とか次のような状態にもっていかなければなりません。
借金返済収支

リボ払いの金額を減らす

この女性の場合には⑲の生活収支が21千円ですから、借金返済額が2万円であれば収支の中に納まります。
とにかく早く借金を少なくしたいとも思いからこの女性の方は毎月3万円のリボ払いを設定し利息と合計して4万円程度になるようにしています。
借金を早く減らしたいという思いは間違ってはいないのですが、現在のこの女性の収支状態からは無理があります。
新たな借金を作ってしまうリスクが常につきまとっています。
ここは借金を減らすことと逆行しているように感じられるかもしれませんが、リボ払いの金額を少なくしましょう。
リボ払いの金額を少なくすることで借金が減っていくピッチは遅くなります。
しかし収支はこれで均衡させることは出来ますから新たな借金を作ってしまうリスクは低下します。

ココがポイント

とにかく借金が増えてしまう原因は収支が取れていないために新たな借金を作ってしまうことです。
せっかく借金を返済しても不足が生じれば新たな借金に手を出してしまいがちです。
痛感されていることと思いますが借金はなかなか減りませんが、簡単にかつあっという間に借金は増えます。
借金を減らすためには新たな借金をしなくても良い状態にすることが非常に大切なことです。

おすすめできる事業資金融資です



1.中小企業・個人事業主向け事業資金
大手会社系列の安心できる事業資金融資です。
中小企業や個人事業主を対象とし、原則来店不要です。
多くの事業者の方が利用されています。

2.融資枠型ビジネスローン【あんしんワイド】
GMOあおぞらネット銀行が提供するビジネスローンです。
繰り返し利用ができる融資枠(極度枠)タイプです。
運転資金やつなぎ資金に利用ができます。

-個人の借金
-