現在無職の個人が社長として会社設立を行い、その会社が銀行から開業資金や運転資金などの融資を受けられるかどうかです。
無職で会社設立をし、銀行から融資を受けるには今までの経験と今後の事業計画が最大のポイントとなります。
無職で会社設立をし銀行から融資を受けるポイントについて融資担当の銀行員が説明をします。
目次
開業資金の融資審査の特徴
無職で会社設立をする際には一応、開業資金の融資の対象となります。
まずは開業資金の融資の審査の特徴について説明をします。
融資審査の一般的な特徴
一般的に融資の審査は今後の業績により融資の返済をきちんと行うことができるかどうかが最大のポイントとなります。
融資審査の最大のポイントは今後の業績により返済がきちんと行えるかどうか
今後の業績は誰にもわからない
もっとも今後の業績を正確に予測することは不可能です。
銀行であっても融資先の今後の業績を正確に予測することは不可能です。
過去の業績から今後の業績を予測する
そのため今後の業績を予測する上で非常に参考になるのが今までの業績の実績です。
今までの業績からこの程度の業績は今後も実現するだろうという考えです。
実際に銀行の融資審査においては過去の業績の実績を融資判断において非常に重要視しています。
現実には今後の業績予想よりも過去の業績の実績に基づいて融資可否を判断しているといっても過言ではありません。
銀行の融資判断は過去の業績の実績によって行っている
開業資金の融資では過去の実績がない
ところで開業資金の融資では当然ながら過去の実績は存在しません。
したがって開業後の業績予測に基づいて開業資金の融資の可否を判断しなければなりません。
しかしさきほども説明をしたように今後の業績を予測することは不可能です。
では銀行はどのようにして今後の業績を予測して開業資金の融資の可否を判断しているのでしょうか?
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開業資金の融資審査では経歴を重視している
過去の実績がない開業資金の融資審査では重視していることは過去の経歴です。
今までの経歴から今後の事業計画の妥当性を判断している
開業資金の融資では事業計画書が必ず必要となります。
銀行ではその事業計画書の妥当性を検証し、開業資金の融資の可否を判断する大きな参考としています。
開業資金の融資判断では事業計画書の妥当性がポイント
事業計画書の妥当性は今までの経歴から判断する
事業計画書の妥当性を判断する上で、大きな参考となるのが経営者の今までの経歴です。
例えば飲食店で開業するとします。
その場合にはその経営者の今までの飲食店での勤務経歴があれば、事業計画書の妥当性が一挙に高まります。
逆に今までは運送業で運送の業務をしていた人が飲食店の経営を初めて始める場合には、その事業計画書の妥当性を見つけることは現実には困難です。
事業計画書の妥当性は経営者の過去の経歴が大きく影響する
無職からの会社設立の場合
このように開業資金の融資審査では経営者の過去の経歴が大きく影響してきます。
では無職からの会社設立で開業資金の融資はどうでしょうか?
過去の同業での経歴があれば検討可能
現在は無職であっても過去の今回開業する事業で経験があれば、無職で会社設立する上での開業資金の融資は受けられる可能性があります。
過去の経験がない場合んは経験を積んでから
逆に過去の同業の経験がない場合には、無職で会社設立するうえでの開業資金の融資が受けられる可能性はほぼゼロと考えてください。
事業計画書の中身の妥当性の判断を銀行がつけることはできません。
そのためまずは同業での経験を積んでから会社を設立する方が近道とも言えます。
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無職で会社設立で銀行から融資を受けられるか?のまとめ
以上、無職で会社設立で銀行から開業資金の融資が受けられるかどうかについてまとめますと次のようになります。
まとめ
・同業での経験がない場合には無職での会社設立に関わる開業資金の融資は困難
・まずは同業での経験を積むことが近道