銀行融資審査はここを見ている その6資産項目で増えているもの

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貸借対照表の資産の部にはその会社が持っている資産が計上されているわけですが、資産を持つということはそれに見合う資金を投資していると考えることが出来ます。
そして前期と前々期の資産項目で増えている項目は直近の1年間でその会社が何にお金を使ったかが見えてきます。
会社経営の根幹はいかに資金繰りを維持してうまく回していくかです。
どれだけ決算が赤字であっても資金繰りが続く限りはその会社が倒産することはありません。
銀行融資もそのお金に直結する事柄ですし、銀行融資の返済はとにかく資金繰りが維持されなければ延滞につながってしまいます。
したがって銀行融資の審査においては資金がどのような動きをしているのかに大きく着目をしているのです。

資産項目の増加に着目をすることによりその会社が何に資金を使ってのかが見えてきます。
事業活動に直結する項目、例えば売掛金などが増加していることは自然だとしても、場合によっては事業活動には直接の関係がないものが増えていることがあります。
例えば有価証券とか、貸付金とか。
このような資産項目が増えているとすると、その会社は事業には直接に関係のないことに資金を使っていることになり、そのことは間違いなく資金繰りを圧迫する要因となっています。
こういう資産項目が増えている場合には、資金繰り面が心配になりますし、さらには銀行融資がこのような事業とは直接には関係ないところに使われてします懸念があります。
こういった動きがある会社には銀融資の審査は慎重になります。

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