資金繰り

会社の運転資金を個人で借入するように言われています

会社の運転資金を個人で借りて賄うように言われているある社員の方からの質問です。

会社の運転資金に関する質問内容

この会社は飲食店を経営しており5店舗を展開しています。
それぞれの店舗の店長にはこの会社の社員が務めています。
今般、ある店舗の店長が運転資金を会社にお願いしたところ、社長から「個人で借りて運転資金を準備するように」と言われました。
個人が借金をして会社の運転資金に充てることはよくあることなのかどうかという質問です。

会社の運転資金は会社が手配をする

この店舗の運営主体はあくまでも会社ですから、その店舗の運転資金が必要であれば会社が準備するのが一般的です。
中小企業の場合には会社の社長という個人が会社に資金を貸し付けて会社の資金繰りを助けるということがしばしばあります。
しかしこれは中小企業は往々にして会社と社長は一体だという特別な関係からのものです。
店舗は会社の一部ですからその店舗の運営に必要な資金は会社が準備するのが当たり前のことです。

社員に個人の借金を言うのは末期的

店舗の運転資金を店長で社員である個人に、個人が借金をして賄うようにという指示は末期的だと考えられます。
会社で銀行から融資を受けることができないために個人での借金を要請したと考えるのが妥当なところではないでしょうか。

店長個人の責任

いろいろな理由から店長個人が自分で個人的に借金をして会社の運転資金を準備した場合、その借金を返済する義務があるのはあくまでも店長個人です。
会社の運転資金のためではあるのですが、借金の債務者は会社ではなく店長個人なのですから返済義務は店長個人です。
会社には一切返済義務がありません。
店長個人が個人的に借金をして店舗の運転資金に充てるにはこのような大きなリスクを覚悟のうえで行う必要があります。

銀行の見方

社員個人から資金を借りて会社の資金繰りを維持している会社に対しては銀行が融資をすることはまずないでしょう。
さきほども説明をしましたが、社員個人から資金を集めている会社はもう末期的です。
融資をしても返済される可能性はほとんどないと言えるでしょう。
その個人が社長や社長一族であれば、まだ良いですが、一族とは関係のないまったく社員が会社に資金を貸し付けているということはやはり末期的です。
管理者である私は中小企業の決算書を数えきれないほど見ていますが、一般社員から資金を借りて会社の運転しているところはまずありません。
100社のうち1社もありません。
1,000社のうち1社ぐらいの程度でしょうか。

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