資金繰り

運転資金と設備資金の違い

事業において必要となる資金は大きく運転資金と設備資金に分けることができます。
そして運転資金と設備資金をきちんと分けて考えることが資金繰りの管理においても有効です。
運転資金と設備資金の違いについてわかりやすく説明をします。

運転資金と設備資金の共通点

まず運転資金と設備資金の共通点について触れたいと思います。
ものすごく当たり前のことですが運転資金も設備資金もどちらもお金だということです。
1つの財布の中に入っているお金を運転資金と設備資金に分けることは不可能です。
運転資金も設備資金もどちらも同じ形態をしているお金ですから、一緒になったものを区分けすることは不可能です。
ただし資金繰りをきちんと管理していくには運転資金と設備資金をきちんと分けて考えることは大切なこととなります。

運転資金とは

運転資金とは事業活動において日々必要となる資金です。
仕入代金の支払、外注費の支払、従業員への給料の支払、家賃の支払、保険料の支払など事業を行っていくには日々資金が必要です。
このような事業を活動を行う上で不可欠となる資金が運転資金です。

設備資金とは

一方で設備資金とは何でしょうか。
不動産や製造機械、車両など事業活動において必要となる設備を取得するために必要となるのが設備資金です。
設備資金の特徴としては設備を取得する時には一度に多額の資金が必要となりますが、日々発生するものではありません。
数年に一度、設備の種類によっては数十年に一度の発生頻度で設備資金の必要性が生じます。

運転資金と設備資金の違い

このように運転資金は日々必要となる資金の事であるのに対して、設備資金は数年から数十年に発生する資金です。
運転資金が日々の事業活動を支える性格であるのに対して、設備資金は長期的に事業を支える性格であるという違いがあります。

資金繰り管理の中心は運転資金

さきほど運転資金と設備資金は同じお金であり区別がつかないと説明しました。
その通りなのですが、資金繰りの管理においては運転資金と設備資金の違いの理解をしてきちんと区別することがとても重要なことになってきます。
資金繰りの管理とは日々必要となる運転資金の管理です。
もし資金繰りがショートしてしまえば、その時点で事業は破綻します。
つまり倒産です。

設備資金は別途準備をする

運転資金と設備資金の関係において資金繰り上、注意を要することは設備資金として安易に手元の資金を使用しないということです。
手元の資金は基本的に日々の事業活動において必要な運転資金だと考えてください。
この日々の活動で必要となる運転資金を設備資金に使ってしまえば運転資金が不足する可能性が出てきます。
そのため設備投資を計画し設備資金が必要な場合には設備資金は銀行からの融資で別途調達するという考え方が大切です。
とりあえず余っているからと手元の資金を安易に設備資金に使用するのは資金繰りの管理上、宜しくありません。

運転資金と設備資金の違いまとめ

以上、運転資金と設備資金の違いをまとめますと次のようになります。

運転資金と設備資金まとめ

・運転資金は事業活動をするために日々必要となる資金
・設備資金は数年から数十年に一度発生する資金
・設備資金は別途資金調達をし、安易に手元資金、つまり運転資金を使用しない


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